2013年9月30日月曜日

米ミシシッピー州で臍帯血の収集で未成年者の妊娠を抑制を議論

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妊娠時の母体の年齢が16歳以下の場合、へその緒の中に含まれる胎児の血である臍帯血を収集し、父親を特定することで、未成年者の妊娠を抑制しようと言う動きがあるようだ。父親が21歳以上の場合は、性的同意年齢未満*1の子供に対する性行為は法定強姦になる(NBC News)。

2013年9月28日土曜日

池田信夫が泉田新潟県知事を名誉毀損中

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根拠不明の誹謗中傷を行う事が少なく無い経済評論家の池田信夫氏が、「法の支配とその敵」と言うエントリーで泉田裕彦新潟県知事の名誉を毀損している。池田氏曰く、広瀬東京電力社長に挨拶をしなかった泉田知事は日本人としての礼儀がなっていないそうだ。

2013年9月26日木曜日

在日韓国・朝鮮人に死ねと言うのは無しで、知恵遅れに死ねと言うのは有り by 反レイシスト

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反レイシストの人々の倫理的な規範が良く分からないのだが、先日のデモ「東京大行進」にまつわるエピソードで、さらに混迷が増している(右写真は@novluno氏の「東京大行進」への批判メッセージ)。

バイラル・ビデオに皆さん釣られまくり!

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【Twitter炎上】テイラーのパパラッチからの逃げ方やばい!惚れる?と話題に!」と言うマトメが人気になって、実に27,400もツイートされている。米国のお騒がせアイドルのテイラー・モンセンがパパラッチから逃げるビデオが紹介されているのだが、これ、インターネット上の口コミで話題となることを目論んで制作され、ネット配信されるCMのである、バイラル・ビデオらしい(Taylor Momsen, Nike Viral Campaign)。

宮崎駿監督、それでは堀越二郎に文句を言わないといけません

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零戦開発の主任技術者である堀越二郎をモデルにしたとされる映画「風立ちぬ」を製作したジブリ宮崎駿監督が、堀越二郎の自尊心を非難する発言を行っている。何でも、零戦で誇りを持ってはいけないらしい。宮崎駿監督と実在の堀越二郎が対談をしたら、つかみ合いの喧嘩が始まるのではないかと思われる。

2013年9月24日火曜日

フィリピンは目標を立てて実行予算の効率化を目指す

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周辺国では何かしていると思っているし、むしろ今までしていなかったのかと思うのだが、フィリピンでは各省庁が展望と使命と予算に応じた成果目標を2014年から立てることになったそうだ(PFM blog)。

成果目標と言うのは、消防署が87%の緊急電話に5~7分で応答するとか、警察が629,258の事件調査を行いパトロールの回数を25%増すとか、学校の卒業資格取得率を84%に引き揚げるとか、社会保険庁が250万人以上の児童に食事を届けると言ったものだ。

一般化線形モデルにこだわりすぎ

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先日、問題点を指摘してみた一般化線形モデルに関する記事の補正記事『「使い分け」ではなく「妥当かどうか」が大事:重回帰分析&一般化線形モデル選択まわりの再まとめ』のエントリーが出ていた。

一般化線形モデル(GLM)をクリック数やコンバージョン数に適応する上での注意事項を考察したもので、その内容に大きな問題があるわけではないし、タイトルにこめられた意図も同意できるモノだ。しかし、モデル選択を考える上でGLMにこだわる必要があるのかと言うそもそも論が気になった。

2013年9月21日土曜日

ラムゼー曰く法人税は投資を減らす

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経済評論家の池田信夫氏が『法人減税の目的は「租税競争」である』と言うエントリーで、マクロ経済学を全力で無視する行動に出ている。現在はゼロ金利制約下にあるので理由をつけたら無視するのが妥当なのかも知れないが、ボケにつっ込んでみたい。

2013年9月19日木曜日

銀座で働くデータサイエンティストのモデル選択について

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今さら人に聞けない「重回帰分析の各手法の使い分け」 』と言うブログのエントリーがあって、一般化線形モデル(GLM)の使い分け(Rの関数glmとパッケージMASS)の説明がされているのだが、理系実験室から出てきた人のせいか、色々と怪しく感じる所がある。純粋文系プログラマとして問題点を指摘してみたい。

ダムの建設と放流による増水というのは人災か?

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科学リテラシーの専門家を名乗る富山大学の林衛氏が、日吉ダムの異常洪水時防災操作によって洪水が悪化したようなことを主張している(Togetter)。

他の人にオペレーションは適切であると反論されているのだが、話しが噛み合ってい無い。どうも林氏はそもそもダムが無い方が良いと主張しているようだ。んなあほな。

2013年9月18日水曜日

新古典派成長モデルも忘れた池田信夫

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経済評論家の池田信夫氏が「近代社会とは何か」で、経済学に対する誤解を披露している。自立した市民云々と言う部分や、マルクス経済学における国家の位置づけはともかく、今風の経済学を全く理解していないようだ。理解できない単語を並べ立てるのを経済学だと思っているのかも知れないが、世間に誤解を招きそうなので吹聴するのは辞めて欲しい。

税の発生過程の一つが分かる『贈与の歴史学』

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権力基盤が弱かったせいかぱっとしない室町幕府のせいで、今まで室町時代好きの歴史マニアの気持ちがよく理解できなかったのだが、『贈与の歴史学 儀礼と経済のあいだ』を拝読して、その面白さが少し分かるようになった気がする。

本書では贈与と言う一見素朴な行為の発展と限界が紹介されているのだが、特にそれが高度に形式化した室町時代に重点が当てられている。贈与と言うと、経済システムの中では狭い人的ネットワークの中で行われる補完的な何かに思うかも知れない。現代社会ではそうかも知れないが、中世社会まではそうでは無かったらしい。なぜならば贈与と税金の境界が曖昧だったからだ。

2013年9月17日火曜日

産業革命と奴隷貿易の弱い関係

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経済評論家の池田信夫氏が「グローバル資本主義という暴力」で、「イギリス帝国の歴史」の書評と見せかけつつ「資本主義の本質はマルクスの描いたように暴力と搾取だという見方が有力」と主張し、さらには近代経済学も「ユートピア資本主義は、その血なまぐさい実態を隠蔽するためにつくられた神話」と断罪している。マルクス経済学の信奉者である事を隠すことも止めたようだ。ところで、池田信夫氏には勘違いが幾つかある。

2013年9月16日月曜日

オバマケアのその後

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オバマ大統領の強いリーダーシップのもとで2010年に実現された米国の医療保険制度改革 ─ 通称オバマケアだが、色々と混乱を引き起こしている一方で*1、早速、その目的の一つである医療費抑制効果が出てきたかも知れないようだ。

ThinkProgressで、2002年から2010年に平均8.2%の伸びを記録してきた家族保険料が、2011年以降は5.6%に抑制された事を紹介している。医療コストの抑制が背景にあるそうだ。インフレ率1.1%、賃金上昇率1.8%と比較すると、5.6%の伸びはまだ高い水準ではあるのだが、2085年までに政府の給付金制度は、経済の4%を占めるにとどまる見込みだ。以前の予測7%と比較すると低い。

2013年9月15日日曜日

凶暴で大した会話をしないイルカは静岡県民的に取り扱うのが正しい

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日本人はイルカを食べるぐらい(写真は『日本を発掘「もの研」便り』から)なので、人権を与えようなんて露とも思わないのだが、欧米人はそうではない。どうも賢くて優しい特別な動物だと思っているようだ。

ところがイルカは残忍で、天敵が来たと言う警告やエサなどの情報をやり取りしないので、他の動物と比較して頭が良いとは言えないと言う研究が紹介され(Mail Online)、反響を呼んでいた。イルカには高い知能と道徳性があるから“人権”を認めるべきだと言う主張は、どうも正当化されないようだ。

2013年9月13日金曜日

水素爆発を忘れた池田信夫が、メルトダウンは炉が一挙に吹っ飛ぶ事だと言い張る

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世間一般では福島第一原発では、津波による停電により冷却系が停止し、メルトダウン(炉心融解)が発生し、さらに高温から水素が発生しそれが爆発して外壁を損傷、広範囲に放射性物質が拡散したと考えられている。しかし経済評論家の池田信夫氏の中では、そういう事にはなっていないようだ。ここまで来ると何か深刻な病気かも知れない。

2013年9月11日水曜日

福島第一原発の汚染水は浄化して薄めて海に流す算段

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経済評論家の池田信夫氏が『原発の汚染水は「完全にブロック」できるのか』と『なぜ原発だけ「ゼロリスク」を求められるのか』で、「(汚染水を)環境基準を定め、薄めて海に流す方針に転換すべき」と言い出しているのだが、現在議論されている内容とは異なったものとなっている。

韓国司法の背景と論理を整理しても

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ラジオで専修大学の石村氏と山口県立大学の浅羽氏が「韓国司法と戦後補償」と言う御題でラジオに出演していた。番組は韓国の最高裁である大法院が韓国人の戦時中の労働に関して、条約で解決済みだと明記してあるのに個人請求権を認めた事に関してのものだ。相手を論破するためにも韓国側の背景と論理を理解しましょうとの事だが、拝聴した限りは良く分からなかった。韓国併合は無効だと言う韓国側の主張が、なぜ判決に影響するのであろうか?

2013年9月10日火曜日

消費税率の引き上げを止めたい人へ

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安倍総理が消費税率の引き上げ決定を保留していることから、まだ消費税率の引き上げを止められると主張している人々は少なく無いのだが、お気の毒だが分が悪い。

経済的、政治的状況を見るに、外堀は埋められていると言えるであろう。景気は決して悪く無いし、財政状況は間違いなく悪く、歴史的教訓は強い説得力を持たず、与党の政治家に増税派が多い。

2013年9月8日日曜日

政治信条は人間の演算能力を鈍らす

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ちょっと巧妙なテストを用いて、イェール大学法学部のDan Kahan教授とその同僚が、政治信条は人間の演算能力を鈍らすことを示したと、Mother Jonesで紹介していた。偏見は色々な思考に影響を及ぼすらしい。

質問方法から見ていこう。質問内容は、以下のような2×2の集計表を見せて、効果があるように思うか、無いように思うかを聞く。

池田信夫はマルクス経済学の信奉者

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同じエントリーを三回連続で批評するのは気が滅入るのだが、『「マルクス経済学」は忘れたほうがいい』と言う経済評論家の池田信夫氏が、マルクス経済学の議論を踏襲した文章を書いていたので指摘したい。

学生時代にマルクスに心酔していたような事を言っていたが、まだまだ考え方がそれから抜けないようだ。

Hart(1995)は奴隷制が交渉問題を解決するとは言っていない

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同じエントリーを続けて批評するのは気が引けるのだが、池田信夫氏がHart(1995)を参照して『ハートが明らかにしたように、雇用契約という奇妙な長期契約が結ばれるのは、近代社会では奴隷が禁止されているからだ』と言っているのだが、書かれていない文章が見えるのは何かの病気なのでは無いであろうか。

奴隷は仕事をサボらないし、奴隷主の命令も受けないのか?

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経済評論家の池田信夫氏が『「正社員」という奴隷制』と言う論理的に破綻しているエントリーを書いている。濱口氏がつっ込むかなと思っていたら、ジョブ型雇用とメンバーシップ型雇用の法制史の枕に建設的に活用していた。代わりにボケにつっ込んでみたい。

2013年9月5日木曜日

ブログやSNSでニュースについて語ることは厳禁@ベトナム

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ベトナムの法令72では、ブログやSNSでニュース記事を共有する事が禁止されて、個人情報のみが許されるのだが、これが施行されることになった。RTしたりイイネをつけると逮捕されるわけだ。またインターネット・サービス会社は、ベトナム国内にサーバーを置く事が求められる。米政府や人権団体は反発(BBC)。

日本以外の人口減少国がなぜデフレではないのか?

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ノーベル賞経済学者のクルッグマンが日本が人口減少予測から均衡実質金利がマイナスまで低下し、流動性の罠にはまっていると言っていた*1事は完全にスルーしているブログが「Fobes発デフレトンデモ説をありがたがる日経」の最後で、2005年から2010年で人口減少国17カ国のうちデフレなのは日本だけだと主張している。国連のレポートの図表にリンクが貼ってあったので、他の国名を確認してみよう。

2013年9月2日月曜日

世界へのプロパガンダをハングルで?

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韓国、竹島に異常執着のワケ 「被抑圧民族の屈折したプライド」』と言う記事を見かけた。ロンドン五輪のプラカードやサッカー東アジアカップ日韓戦の横断幕を世界へのプロパガンダのあらわれと主張している。

韓国は米国で反日ロビー活動に熱心らしいし、一見もっともらしい。ところで、どんなメッセージだっけ?

2013年9月1日日曜日

消費税率引き上げに関する小黒氏と江口氏の見解について

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未だに消費税率引き上げの是非が議論されている昨今だが、二人の財政学者の意見がネットに掲載されていた。法政大学の小黒一正氏の「消費増税を予定通り実施すべき3つの理由」と、駒澤大学の江口允崇氏の「いつ、どのように財政再建を行うか――消費税増税を考える」だ。常識の確認と言う意味で、二人の議論を展望してみよう。