2010年6月9日水曜日

飛行機にエアバッグ

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2009年10月27日から、FAAは新開発商用航空機に16G耐用の旅客用シートの採用が義務化した。それに対応するために、航空機用のエアバッグの開発・実用化が、少しづつ進んでいるようだ。インターネットにも幾つか写真や動画がアップロードされて来て、概要が紹介されている。

まずはスペースに余裕があるファースト・クラスで、右の写真のようなエアバッグが開発されたようだ。このタイプは、2009年7月にautoblogで紹介されている。やはりエコノミーは安全性も低いのかと思うかも知れないが、狭いエコノミー席のスペースに入るように、シートベルト内にエアバッグを仕込む方法が開発されたようだ。開発したメーカーの紹介動画がアップロードされている。

実際の事故事例は無いので効果は厳密には不明だが、動画を見ていると安全性が向上したように思えてくる。なお進行方向前後の衝撃を感知して、シートベルト内のエアバッグが膨らむようで、乱気流などには反応しない。

ちなみにニュージーランド航空のビジネスシートには、シートベルトにエアバッグが装備されているので、これは既に実用化されている技術。FAAの規制がある以上、日本の航空会社にも、近い将来に導入が進むであろう。

日本航空123便墜落事故のときに、腰だけ閉める既存のシートベルトでは衝突の衝撃に耐えら無かったと言われており、3点式のシートベルトの導入などが主張されていたが、その後に座席が大きく改良されることは無かった。FAAの規制強化ですぐにこういう改良技術が出てくるのだから、当時ももうちょっと議論を進めても良かったのかも知れない。何はともあれ、空の安全性が座席の面からも高まる時代になるようだ。

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