2018年2月4日日曜日

2050年、フランスの最大宗教はイスラム教に…ならない

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フランスの経済学者で政治コメンテーターのガーブ氏が「欧州のイスラム教徒、40年以内に多数派に」と言い出したのが話題になっていたが、フランスのŒil sur le frontで反論記事が出ていた。

問題点は3つあり、(1)フランスのムスリムの人口が300万人から400万人と言われ、ガーブ氏が言うように人口の10%もいないと考えられること、(2)ムスリム移民の2世、3世の出生率は他のフランス人と同程度になるので、ガーブ氏が仮定する今後の出生率が高すぎること、(3)ムスリムの子どもがムスリムのままだと限らない事が指摘されている。

何はともあれ色々と当てにならない数字のようだ。なお、フランスで人種別調査が違法なので全く推計のための基礎が無いと言う話もあるのだが、これは幾つか調査結果は出ているので国勢調査ではやらないぐらいの話であろう。

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