2016年10月22日土曜日

MITの自称サムライ兄さんによるブーメラン工作及びその物理解説

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ネットの普及で一般化した単語にブーメランがあるが、一万年前まで遡る伝統のある武器だそうだ*1。くるくる回って戻ってくる動作は誰しもが知るところではあるが、このブーメランが戻ってくる理屈を御存知であろうか。マサチューセッツ工科大学のポスドクだと思われる男性が、ブーメランの作成方法とその原理を高校生向けの動画で解説している*2。なお、英語が分からなくても言いたいことが分かってしまう優れものである。

まず、固めの紙を三等分して長方形を三つ作る。縦横の長さの調整はいるが、材質的には牛乳の紙パックでも大丈夫であろう。

切れ目を入れて、三つが対称になるように120度の角度で切れ目に差し込んで組み合わせて、ホッチキスで止める。

三つある羽根の一つをもって、縦に投げると戻ってくる。

一応、動画では物理用語を使って仕組みを説明しているが、そう難しい話でもなかった。

羽根が進行方向に向かって回転するときは速度が増して揚力が増し、進行方向の反対側に回転するときは速度が低下して揚力が減る。左の図だと、上側にある青の羽根の揚力が大きく、下側にある赤の羽根の揚力が小さい。

この現象によって回転するブーメランの上下や左右の揚力がアンバランスになるので、角度と進行方向が変化していくことになる。なお、文字でマトメがあるからリスニングが苦手な人でも理解できるであろう。

ところで誰か、忍者と侍の違いを解説してやってください(´・ω・`)

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