MeeGoはLinuxベースの携帯機器向けオープンソースオペレーティングシステムプロジェクトで、IntelとNokiaが開発を推進してきたが、その搭載端末一号機が出る前にNokiaがWindows Phone 7に乗り換える事をNokiaが発表した(Nokia)。
MeeGoはiPhoneやAndroidに比較すると開発が遅れており、エコ・システムの構築、つまりサード・パーティを引き寄せる見通しが立たないのが大きな理由のようだ。Windows Phone 7に移行を決めたのは、Android端末では差別化の見通しが立たないためだそうだ。
現在、Nokiaが開発を行っているフレームワークのQtは、Symbian、Windows Mobile、MeeGoの開発で使う事ができるが、Windows Phone 7用の開発環境は提供されない(Engadget)。Qtは実行速度では有利なので、スマートフォンでの公式採用の見込みが無くなったのは、やや残念な感じだ。非公式では、Android版のQtが稼動している。
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