1月28日のHTV2の国際宇宙ステーション(ISS)への補給成功は日本だけではなく、海外でも大きく報道されていた(Mail Online、TopNews United States)。
JAXAのH-IIBロケットとHTV2の成功を簡潔に伝えるもので内容に特記する事は無いのだが、注釈無しで愛称「こうのとり」が"Kounotori2"と書かれている。"Oriental stork"ではない。
誰が英訳したのか疑問だったのだが、JAXAが公開しているビデオで"KOUNOTORI"2と記載されていた。
音節が多く外国人には難しそうな単語なのだが、ニックネームを公募している都合もあるのか、JAXAは英名はローマ字で行くことにしたようだ。「こうのとり」は、2010年8月27日から9月30日までの間に公募した17,236件の中かから選ばれた名前だ。
恐らく日本人以外には馴染みの無い音だし、脚注無しでは怪しい呪文のように思われている気がしてならない。ミッションの成功を積み重ねることで、tsunamiやbaiuのように英単語化する可能性もある。しかし、現時点では英語ニュース動画では、HTV2もしくは"White stork"と呼ばれているようだ(Dailymotion)。
世界に日本をアピールする目的があるのであれば、公募をせずに、もうちょっと国際的に浸透しやすい名前をつけても良かったかも知れない。もちろんJAXAが愛称を公募した理由は、世界に技術力を誇示するためではなく、日本の有権者に事業への理解を深めてもらうためなのは間違いない。
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