2013年12月11日水曜日

タリバンはワクチン嫌い

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パキスタンでポリオ・ワクチンの接種に来た医療従事者が、村人に狙撃されたり、道端の爆弾の犠牲になったり、誘拐されたり、その他の原因で負傷しているそうだ。タリバンのワクチン接種への反対が影響しているらしい(POPSCI)。タリバン曰く、医療従事者は米国のスパイで、ポリオ・ワクチンはイスラム教徒を不妊症にするものだそうだ。

根も葉もない言説を・・・と思っていたら、B型肝炎ワクチンの接種時と同時にDNAサンプルを取得し、捜索中のオサマ・ビン・ラディン師の親類を見つけ出そうとしていたことがあるらしく、ワクチン接種が米国のスパイ行為の可能性を疑うのは不自然とは言えないようだ。ポリオ・ワクチンは液状で経口接種するものであるので同時に血を抜かれる可能性は無いのだが、これは微妙すぎる違いなのであろう。

ポリオ(急性灰白髄炎)はウイルス性の感染症で、発熱、頭痛、倦怠感、嘔吐、下痢などを引き起こすだけではなく、足や腕に弛緩性の麻痺を発生させる可能性があり、ときには呼吸不全で死に至る事がある。ビン・ラディン捜索作戦の影響でワクチン接種拒否が続き、何十万人もの病死者が出るのではないかと危惧されている。

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