2012年8月4日土曜日

世界最強の戦闘機F-22ラプターがドッグファイトでEF2000ユーロファイターにボロ負け

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タイトルが釣りだと思ってきた軍事マニアの皆さん、DVICE曰く真面目なお話だそうです。アラスカの国際合同演習Red Flagの模擬ドッグファイトでF-22がEF2000にボロ負けしたらしい。ドイツ空軍のパイロット曰く、鶏ささみサラダ級*1だそうだ。

F-22の格闘能力が低い理由は次のとおり。まず、ステルス機能が役に立たない。レーダーには映らないのだが、F-22は大型ボディーで発熱が大きいため、EF2000の赤外線センサーに50Km先から映るそうだ。長距離戦闘はともかく、ドッグファイトに持ち込むと、EF2000の格闘能力がF-35を凌駕する。F-22の偏向ノズルも速度低下を招く為に役に立たない模様。ついでに自慢のヘッドマウントディスプレイ(HMD)に技術上の問題があるそうだ。

模擬戦自体はイーブンだったらしいので、無視界の長距離戦闘ではF-22に分があり、近接戦闘に入るとEF2000が有利と言う事になる。実戦では先に敵機を見つけて先制攻撃するケースが多いのでF-22の優位性は変わらないと見るか、実戦で撃たれるミサイルの大半は有視界の近距離*2だからF-22が実は弱いと見るかは軍事マニアの間で熱い議論が続いている。

空戦においてはF-22の劣化バージョンであるF-35 Lightning IIの立つ瀬が無い。2019年まで開発延長される見込みのF-35を、2017年に導入する予定の防衛省にお悔やみを申し上げたい(産経ニュース)。

*1ラプターが猛禽類を意味するので、"We had a Raptor salad for lunch"とコメントしたようだ。

*22008年のRAND研究所のレポートによると、1950年代から米軍が空戦で撃墜した588機のうち、視界外から発射されたミサイルで撃墜されたものは僅か24機だそうだ。

10 コメント:

うさなすれんこん さんのコメント...

F-22に不利な状況下
タイフーンはドッグファイト性能に重きを置いている
F-22の基本戦術は高速・ステルス性を生かした長距離からのミサイル攻撃である

ってことで別にタイフーンがF-22に対抗できると決まった訳ではない

uncorrelated さんのコメント...

>>うさなすれんこん さん
総合力でF-22が世界最強なのは変わらないと思いますが、EF2000の近接格闘能力に見るべきものがあるようなので紹介しました。

ec7*27* さんのコメント...

>F-22の基本戦術は高速・ステルス性を生かした長距離からのミサイル攻撃である

F-22は制空戦闘機だから、ドッグファイトで弱いなら存在価値は半減するでしょう
あと、長距離からのミサイル攻撃は大体イージス艦の仕事では?

>ってことで別にタイフーンがF-22に対抗できると決まった訳ではない

対抗どころか、記事には“F-22がタイフーンにボロ負けした”って書いてありますが?
対抗じゃなくて、負けたと…

>レーダーには映らないのだが、F-22は大型ボディーで発熱が大きいため、EF2000の赤外線センサーに50Km先から映るそうだ。
>*22008年のRAND研究所のレポートによると、1950年代から米軍が空戦で撃墜した588機のうち、視界外から発射されたミサイルで撃墜されたものは僅か24機だそうだ。

上記の記事本文および注釈の内容を考え合わせると、巨額の開発資金を投じ、最先端のハイテクを満載した“失敗作”である可能性を考えざるを得ませんな

アメちゃんの造る戦闘機には、ドーピングしまくったマッチョ・ビルダーのようなバランスの悪さを感じます

これの劣化(F-35)に一機100億(200億?)超出すなら、露印共同開発に加わってT-50を配備した方が億倍マシだったのでは?

カラシニコフ始め、露の武器には実用性を重視したが故の(呪わしい)美しさを感じますが
一方、この頃の米のはファットなレスラーのような…

こんな現状なら、T-50は無理でも、フランカーをベースに国内で開発するか、さもなければタイフーンでもよかったのでは?

Yuki Watanabe さんのコメント...

おっしゃる意味がよー分からんのですが(笑

F-22を超える空戦能力がある機体を伺ってみたいものです。

さて、記事の件、”ユーロファイターがF-22と会敵できる”まで条件をさげるとF-2でもF-22に対抗する手段が。そういえば、F-22はJHMCSの運用能力を確保していましか?

JHMCSは今後対応予定、9Xとともに。生産が続いてれば対応機も出てきたんでしょうけど。

空戦能力を短距離交戦能力でククルのにはかなーり疑問を感じます。というのは置いておいて。 ニュースソースを読む限り、推力偏向を使用した旋回は速度低下を招くと書いてありますが。

従来、速度を維持しての旋回は、どれほど推力の余裕があろうとも搭乗員の体の強度がリミッタとなりますので、 ①ヨーヨー等の、運動エネルギーを位置エネルギーに変換し旋回後、再度運動エネルギーに変換する手法が用いられました。

ですが、現代においては、②十分な余剰推力を用いて、意図的に減速しつつ、旋回してタイトターン後に再加速で速度を確保することもできます。 F-22の短距離交戦能力を類推する材料として超音速からの急減速の動画が紹介されています。 これは、後者のデモンストレーションです。

翼面積が大きく、空気抵抗と重量のハンデを負っているにもかかわらず、 捨てた速度を短時間で取り戻せる加速性能。 速度を捨てながら旋回して、スピンその他に陥らない制御系と動翼。 これらを兼ね備えることで、F-22はドッグファイトにおいても高い性能を備えています。

上記はF-22の短距離交戦能力が高くなかった、との意見に対する反応で、ユーロが弱いとか言う話ではありません。

ただ、私見としては、F-22はユーロファイターよりも、幅広い選択肢を決定できる決定権を持っていますので、F-22側に何らかの制限条項があったことは想像に難くありません。 ニュースソースを見て、調べる気も失せましたが。

そもそもこの記事、IRセンサーに映ったとありますがドイツ仕様にPIRATE付いてないのにどーやって確認したんでしょうね。

uncorrelated さんのコメント...

>>Yuki Watanabe さん
> おっしゃる意味がよー分からんのですが(笑

多くの人がF-22について熱く語ってくれて嬉しいです。

ドイツ空軍側と米空軍側で証言が異なるなど疑問点が多いので、ステルス機の補足撃墜は可能ぐらいに思っています。

JHMCSに関連しては、原文に「技術的な問題がラプターのHMDに配慮した設計を妨げている」と書かれていたので、今回は装備していない機体が参加したのかも知れません。

> 上記はF-22の短距離交戦能力が高くなかった、との意見に対する反応

煽るような文章を書いて恐縮ですが、F-22の優位性は変わらないでしょうね。

> ドイツ仕様にPIRATE付いてないのにどーやって確認したんでしょうね

ここは謎として残りましたが、増設したのかも知れません。

TY20120922 さんのコメント...

どうも、F-22の方に

①アフターバーナー禁止
②攻撃禁止
③データリンク禁止
④相手に一方的に位置を教える

と言う制限が設けられたらしいです。
もし之が本当なら、恥ずかしくないのかと・・・。

大体ユーロファイターって設計が古いしAESAレーダー(今後の戦闘機に標準的に装備される火器管制レーダー)を装備出来ないから戦闘能力なんてママならないのに・・・。

そして財政難から調達も予定通りに出来ていない・・・

一体ニュースの大元は何を伝えたかったんだろうか?

yomoyama さんのコメント...

DACT・ACMの結果だけ鵜呑みにしちゃだめですよw

1950年からのAAMのBVRでの撃墜率・命中率は初期AIM-7や
AIM-54込みですからねwこれも鵜呑みにしちゃだめですw

しかもF-35は「F-22の劣化バージョン」ではないですw
EO DAS、EOTS、HMD、MADL、どれもF-22には搭載されて
いませんし。

いろいろアルファベット入れてますけど、これらの意味が
全部理解できててようやく戦闘機の性能の話ができるレベル
だと思います。

uncorrelated さんのコメント...

>>yomoyama さん
記事で性能について何か結論をしたつもりはありませんが、昨年ぐらいまでのシミュレーションでは、ミグ相手のKill RatioではF-22の方が、F-35よりも上回っていたので、そのように書きました。

suzuki saper さんのコメント...

これはこれで一つの結果だけど単機投入とかありえないから...

hayata tanikawa さんのコメント...

そうですね、タイフーンが勝つとしたらゲームみたいな一騎討ちでしょうね。T-38と戦った時もそうですが、ラプターには相当なハンディを科せての戦闘ですから。この八百長出来レースの結果はあくまでも『まず絶対あり得ない』状況での結果ですから。

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