2011年8月18日木曜日

ロシアの次世代戦闘機Sukhoi T-50/PAK FAの動画

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世界最強と呼ばれるF-22 Raptorが生産中止になり、F-35 Lightning IIの開発が遅れるなど、軍用機市場は荒れている。そんな中、ロシアの次世代戦闘機スホーイ T-50の飛行動画が紹介されていた。2010年1月に初飛行がされ、2016年に配備予定の第5世代ステルス戦闘機だ。

動画はモスクワで開催されたMAKS-2011航空ショーのものだ。外見は世界最強かも知れ無い華麗なフォルムだ。

同機は多目的戦闘機で、複数の対地・対艦ミサイルを搭載でき、偏向ノズルを備える他音速を超える巡航飛行が可能で、機首・テイルコーン・両翼にレーダーを搭載する豪華仕様となっている。ロシアの意向次第では中国に配備される可能性がある。つまり自衛隊の仮想敵機になるわけだ。

防衛省は次期主力戦闘機(F-X)の機種選定中だが、近年は同一機種の戦闘機を20年以上使う傾向があるので、導入する機体でSukhoi T-50/PAK FAと交戦を覚悟しないといけない。F-35の開発が間に合わないのでEF2000とF/A-18E/Fの一機打ちになるが、ここに来てF/A-18E/Fだと相手にならない仮想敵機の開発が順調な事が判明しつつある。政府は何回も機種選定を遅らせており、米国との外交関係で欧州機の購入をためっているのだと思うが、EF2000は価格性能比は高くブラックボックスも無い。政治決断と外交手腕が問われる局面になっているように感じる。

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