2010年7月3日土曜日

人工衛星から見える風景

このエントリーをはてなブックマークに追加
Clip to Evernote
Pocket

衛星写真を使ったGoogle Mapが普及したせいか、以前よりは衛星写真をよく見かけるようになったように思える。時とタイミングによっては、興味深いものが色々と見られるようで、ちょっと驚く衛星写真が一覧されていたので、その中の幾つかを紹介したい。

1. 9.11のグラウンド・ゼロ

同時多発テロで、国際貿易センタービルが破壊された。当時は全ての民間航空機の飛行が停止されたため、翌日の事故現場を上空から捕らえた写真は、衛星写真からのみとなっているようだ。この写真は2001年9月12日の午前11時43分に撮影されたもので、ビルが建っていた場所に白い煙が立ち上っているのを見ることができる。

2. ドバイのパーム・アイランド

アラブ首長国連邦の都市ドバイ沖合いに造られた人工島群で、世界で最も大きな人工島である。ドバイは好景気のときに、高層ビルであるブルジュ・ドバイと、このパーム・アイランドの建設を行い膨大な負債を抱え、金融危機を招いた。日本企業も大林組と鹿島建設が、建設にあたって大きな損失を出すなど、過剰投資気味の建設物となっている。

3. エアーズ・ロック

昔、「世界の中心で愛を叫ぶ」という小説やドラマがあり、その話の中心にあったエアーズ・ロック。世界最大の単一の岩であり、オーストラリアの先住民のアボリジニの聖地であり、オーストラリアの象徴となっている岩だ。周辺集落も写っているが、比較するとその大きさが良くわかる。

4. スリランカ沿岸の津波の襲来

2004年のスマトラ島沖地震にともなう、太平洋やインド洋を襲った大津波が、スマトラ島南西の沿岸に到達する様子が、2004年12月16日の10時20分の衛星写真で捕らえられている。スリランカでも3万人以上の死者と多くの建物の倒壊を招き、この津波の被害は膨大であった。衛星写真からは、海が引いていった後に、波が市街地まで押し寄せる様子をはっきり見てとることができる。

5. モルディブ

インド洋に浮かぶ島国でイギリス連邦に加盟している。モルディブ共和国は約1,200の珊瑚礁の島々で構成されており、平均海抜が1mしかないのだが、衛星写真からもそれを見て取れるであろう。温暖化か進んで水没することが危惧されているが、今のところは美しい南海の孤島である。

6. ノアの箱舟

たまにロマンを掻き立てるものが偶然写るときもある。以下の衛星写真は、2003年9月10日に撮影されたもので、ノアの箱舟のような巨大な何かがアララト山に映し出されている。ノアの箱舟の真偽はともかく、意外なものが、意外なところで撮影されるときがあり、今後も衛星写真から大きな発見がされる可能性はあるのだろう。

0 コメント:

コメントを投稿