自然発生的なインフレは実態経済に影響にするものの、政策的なインフレは実態経済に影響を与えないことを説明したLucas Islands Modelは有名なのだが、そこで行われている「合理的期待形成」が何か誤解されている気がして来た。しかし原論文の計算は込み入っているし、厳密には証明が正しくなく後日訂正された部分もあり、気軽に紹介したい感じではない。そこで直観的な算数を考えてみた。
インターネット上で話題になっている事件を、理論とデータをもとに社会科学的に分析。
マルクス経済学者の松尾匡氏の連載4回目『反ケインズ派マクロ経済学が着目したもの──フリードマンとルーカスと「予想」』が公開されていた。世間一般ではあまり省みられないノーベル賞経済学者ロバート・ルーカスのLucas Islands Modelが紹介されているのは良いのだが、政治的理由で限界や問題を示そうとするあまりに、あまり議論が深まっていない説に飛びついてしまっているようだ。また、合理的バブルに関する理論的含意についても、合理的期待形成に問題があると誤解させるように書かれている。
キャロライン・ケネディ駐日大使が「米国政府はイルカの追い込み漁に反対します。イルカが殺される追い込み漁の非人道性について深く懸念しています。」とつぶやいた事に関して、あちこちで話題が広がっている*1のだが、経済評論家の池田信夫氏がベトナム戦争とインディアン虐殺を持ち出して非難を繰り返しているのだが、頓珍漢なことになっている。
マンションの耐震制が十分では無いと言う議論がある。昭和56年の新建築基準法で最低限の耐震基準が定められており、さらに平成12年から住宅性能表示制度で最低限以上の耐震等級が定められた。しかし、この規制は二つの方向で問題があるようだ。
一つは高い耐震等級を持つ新築マンションは1割にも満たず、震度6以上の大地震*1でコンクリート構造物として継続利用ができなくなる可能性のある物件が大多数となっていることだ。一つはコンクリート構造物として地震に耐えても、集合住宅としてマンションの継続利用が不可能となるケースがあることだ。
「この最後の信頼区間の使い方違和感ありません?」と言われて、「仮説検定はいらない(Request for Comments|ご意見求む)」と言うブログのエントリーを見てみたら、色々と統計学への誤解が積み重なっており、さらにデータが仮説を裏付けないと言う事実に拒絶反応を示していた。色々と問題があるのだが、気付いたところを幾つか列挙してみたい。
私も勘違いしていたのだが、旅客機で最も安全な座席位置はファースト・クラスでは無いそうだ。また、全ての座席が同様に安全と言うわけでもない。Popular Mechanicsが1971年からの米国の商業飛行機の墜落事故20件の座席ごとの生存率を調査したところ、機体後部の方が20ポイントも生存率が高かったそうだ。
12月26日の安倍総理の靖国神社参拝に関して、内外に反響が広がっている。中韓の否定的な反応だけではなく、米政府からも否定的なコメントが出ている。賛否は色々と言われているのだが、マスコミの安倍総理への追求は手ぬるい。安倍総理が日中戦争・太平洋戦争を指導した人々、例えば東条英機、松岡洋右、白鳥敏夫をどう評価しているのか厳しく追求すべきだ。
なぜかフェミニスト*1に叩かれている女性アンドロイドを描いた人工知能学会の学会誌の表紙*2だが、女性イラストレーターが描いていたことが判明*3し、社会的にはどうでも良いことが確認されて混沌として来た。
この手の女性アンドロイドは昔から山ほどある。「ヨコハマ買い出し紀行」の初瀬野アルファがコンセプトとして近そうだが、攻殻機動隊 S.A.C.の第14話「全自動資本主義」のメイド型アンドロイドの方が良く知られているかも知れない。
マルクス経済学者の松尾匡氏の連載3回目『ハイエクは何を目指したのか ―― 一般的ルールかさじ加減の判断か』が公開されていた。論点が明確ではないのだが、ハイエクの思想を紹介しつつ自由主義とはいかにあるべきかを示したいのでは無いかと思う。しかしプロパガンダの部分が本題と分離してしまっていて、違和感を持った人は多いのでは無いであろうか。