2024年8月21日水曜日

統一教会に近い自民党議員には踏み絵を迫ろう

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自民党総裁選に立候補する小林鷹之議員が、統一教会の影響下にあるのではないかと批判されている。小林議員が関連団体のイベントに出席している写真が出てきて、小林議員は記憶にないとしているが、統一教会の教義に共感を示す発言をしていたという証言が出ているからだ*1

小林議員の件に関して詳しいことは分からないが、一般論から言えば、国会議員が統一教会にリップサービスをすることは大いにあり得る。安倍晋三元総理、山本朋広衆院議員、萩生田光一衆院議員など大物議員は実際にしている。選挙があるので、運動員、組織票、金銭面で支援してくれるところは有難く、胡散臭い団体でも助けてくれるのであれば愛想よくしたいものだ。統一教会の問題は1980年代から広く報道されてきているが、大物議員でさえ逃れることは難しかった。

批判に値するとは思うが、目だった利益誘導が確認されでもしない限り、議員辞職に追い込むなどは無理だ。しかし、利益誘導をさせないように、圧力を感じさせることは大事だ。踏み絵、例えば「宗教法人としての旧統一教会の解散を求めることを支持していますか?」「旧統一教会は被害者に弁済すべきと思いますか?」と言うような質問を投げることはどうであろうか?

政府方針なので明確に支持すると言えるはずで、萩生田氏は「当該宗教法人と関係を断ち、適切な政治活動を心がけている」と語った*2。統一教会の影響力を排除するコミットメントとなる。逆に、回答を曖昧にするようであれば旧統一教会の利益のために動いているという事になる。そうなれば、議員辞職は無理でも、次の選挙で落選する可能性を高められる。安倍元総理ぐらい選挙に強い政治家であれば意味はないであろうが、小林議員はまだそこまでではないはずだ。

有権者が気にする問題に関して立ち位置をはっきりさせる質問が大事。質問としてヒステリックに政権批判をする記者は、こちらの路線に転換して欲しい。

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