2013年11月26日火曜日

決定できないと言う意見は無意味? ─ がんばれChikirin!へこたれるな!

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戦略系コンサルタント会社マッキンゼーの元人事担当者だったと噂されるアルファ・ブロガーのChikirin氏が『「AともいえるがBともいえる」とか言う人の役立たなさ』と言うエントリーで、どちらとも言える、どちらとも言えないと言う意見を述べる人は、自分の意見が持てず、決断できない役立たずな人間だと罵っている。酒席の愚痴になっていて興味深い。

「AともいえるがBともいえる」は、どちらかに決定するには条件が不足していると言う意味で、どちらかを主張している人に向けた場合は、「あなたの議論は論理的に破綻している」と言う意味になる。つまり、主張が極端なChikirin氏がおかしいと言う意見が示されているわけで、「自分の意見を持てない人間」とは言えない。

また、「AともいえるがBともいえる」と言うコメントを残す人は、「決断できない人間」とも言えない。強い根拠とともに明確にどちらか決定できなくても、決断を下さないといけないときはある。しかし、Chikirin氏のブログのエントリーを読んでいる人は、別に決断を迫られていない。

拙速な自説を「AともいえるがBともいえる」とたしなめられた人が、酒席で上司や同僚を「自分の意見を持てない人間」「決断できない人間」と罵る事はあるが、そういう状態になっている。残されるコメントが心に突き刺さっているのは読み取る事ができるが、Chikirin氏はネット芸人として別人格を作っているはずなので、周囲の雑音を気にせず炎の道を邁進して頂きたい。

そんじゃーね

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