2013年2月26日火曜日

大空に漂うバクテリアが雲を作る

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生物の生存に適しそうにない対流圏にもバクテリアが住んでおり、炭素化合物を食べて生きているそうだ。Proceedings of the National Academy of Sciences誌に掲載された研究によると、この大空に漂うバクテリアが雲の形成に影響しているらしい(POPSCI)。

2010年にハリケーンの発生と成長の研究を行うNASAGRIP調査で、ハリケーンの最中と後に得られたサンプルから、ちり粒子が採集された。

ジョージア工科大学の研究者によると、平均20%のちり粒子の中から、17の異なる分類群のバクテリアが発見されたそうだ。細菌が菌類より多く、海上を飛んでいるときは海洋性の、陸上を飛んでいるときは陸生の微生物が発見されたとのこと。さらに、何種類かのバクテリアはは、炭素化合物を食べることで長期間生きながらえている。

興味深いのはバクテリアが雲の形成に関わっているところで、雲は水滴や氷の集合でちりや塩粒の核を持つが、この核はバクテリアでも良いらしい。幾つかのタイプのバクテリアは、氷粒もしくは凝固の形成を促進しているそうだ。

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