2011年8月12日金曜日

今週末にB787-8のテストが完了する

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7月3日に適合性検証で初来日となったBoeing 787-8型機だが、今週末にB787-8のテストが完了予定だとseattlepi.comが報じている。炭素複合材を利用する事で軽量化を図った新型機だが、3年の遅れて完成となるようだ。2004年に開発が開始されており、当初は2008年6月に就航見込みであった。

開発遅延は7回に及ぶ。理由は多岐に渡るであろうが、やはり複合材の多用が問題になったようだ。従来から複合材料は航空機には使われているが、主材料とするのはB787が初である。このために品質や強度面での問題が発生したように思える。国際共同開発であるためパートナー企業の品質や設計の問題で遅延したとボーイング社は弁明しているが、Boeing 777型機の場合は上手く共同開発できていた。これだけの遅延は素材へのノウハウ不足以外に理由を考えづらい。もちろんテストは厳密に行っており、新素材に備えた検査器具もあわせて開発されているので安全性は問題ないと思われる(関連記事:航空機とテストと安全性)。

さて生産ペースを引き上げる必要がありボーイング社と生産パートナーの苦境は続くようだが、素材技術の発展の一つのマイルストーンとしてB787の完成を祝いたい。ローンチカスタマー全日本空輸(ANA)は1号機JA801Aを秋から国内線に就航させる予定だ。もちろん、週末までに何かが起きなければの事だが。

2 コメント:

Dujita さんのコメント...

タイトルと始めの一文までは「B747-8」ですけど、写真とその後は「B787」ですよね。「B787」の間違いっすか!?

uncorrelated さんのコメント...

>>Dujita さん
コメントありがとうございます。間違いでした。

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