2011年1月6日木曜日

山スキーに行く前に見ておくべき動画

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冬山の登山やスキーでは、遭難事故がつきものだ。特に雪崩は突然発生するし、地形からその危険性の高い斜面を素人が判断するのは難しく、冬山で最も危険な自然災害の一つと言える。

近年はビーコンなどの捜索および救難のための装備も充実しているが、規模の大きい雪崩だとたいていは雪に埋まって死亡する。しかし、雪崩の危険性をニュースの字面で見ても、実感がわかない人は多いと思う。

幸か不幸か、雪崩に埋没するとどうなるかが分かる動画がyoutubeにアップロードされて、話題になっていた。2009年10月14日と一昨年の動画だが、資料価値は十分にある。

ヘルメットにカメラをつけてスキー中に、雪崩に遭遇して埋没してしまったらしい。発生は突然で、回避の余地は無い。緊急用位置指示無線ビーコンを持っていたのか、無事だった仲間に救助されるが、密封されて窒息しかけるので声が苦しそうなのが印象的だ。

稀にスキー場でも雪崩にあうが、ごく稀だ。山スキーはリスクが高く、この時期に積もる新雪で発生する表層雪崩は時速100Km~200Kmの速度があると言う。埋まって窒息する以前に、衝撃で負傷し死亡する可能性も高い。

雪山の事故は毎年発生しているので、これから山スキーに行く人には十分な安全対策を心がけて頂きたい。なお筆者はコタツの中でぬくぬくしている予定なので、雪崩対策は万全だ。

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