2012年のアメリカ大統領選挙では、7割のラテン系アメリカ市民がオバマ大統領を支持していたが、2024年のアメリカ大統領選挙でハリス副大統領に投票したのは56%であった*1。
世論調査によると、ラティーノは物価と経済に関心が高く*2、トランプ大統領の方が経済政策に期待できると考えた人が多かったようだ。また、不法移民が入ってくると、ラティーノと労働市場で競合する可能性は高く、移民の流入阻止は利益になると考えた人もいたようだ。また、カトリックのラティーノは保守的で、人工中絶などでは共和党に考えが近い。