ネット論客の青識亜論氏と、流行に一年遅れてパンプス着用義務反対運動についてうだうだと話をしていたときにちょっと気になった氏の論法についてまとめておきたい。御本人にはリプライで指摘したのだけれども、いまいち理解してもらえなかったようだし、これから青識亜論氏と言い争う人が詭弁に引っかからないようにするのに役立つと思うので。
2020年2月14日金曜日
2020年2月13日木曜日
はあちゅうさんにも、二重盲検のランダム化比較実験と治験について学んで欲しい
以前、血液クレンジング(血液オゾン療法)を受けたと公にして炎上した人気ブロガーのはあちゅう氏*1が、凝りもせずに血液クレンジングが予防医療の観点では部分的効果が認められていると断言する医師がいたと言い出し、また炎上している。代替医療は医師免許を持つ者が勧めていても効果がないものが大半で、さらに安全性に問題のあるものがあると言う感覚が無いようだ*2。効果・効能の測り方を学んで、血液クレンジングについて再考してもらいたい。
2020年2月10日月曜日
ジェンダー社会学者の皆さん、ミソジニーを家父長制から定義しようとすると、意味不明になるからね!
ジェンダー社会学者の江原由美子氏が、ケイト・マン氏の家父長制秩序を支える機能をもつ人を支配するためのシステムの一形態としてミソジニーと言う概念を理解しようとする議論を紹介するエッセイ*1が話題になっているのだが、家父長制への理解が怪しい意味不明な議論になっている。フェミニストが振り回しているからと言ってミソジニーと言う単語に独自定義を与える必要はないわけで、話が混乱するだけの有害無益な議論だから止めて欲しい。
2020年2月9日日曜日
Coinhive事件の有罪判決は法令条文から十分予想できたから
Coinhiveと呼ばれるスクリプトをウェブページに仕掛けて、閲覧者が気づかないように閲覧者の端末で仮想通貨のマイニングを行なわせた一審無罪の事件に関して、控訴審で有罪が出たことにエンジニア寄りの人々から批判の声が上がっている*1。
ウェブページ作成者に収益をもたらす一方で閲覧者に利益は無いと言う意味で、広告と同様で犯罪性が無いというそれらの論調にはある程度の道理があるのだが、無断マイニングと広告の相違点は確かにあり、東京高裁はその違いを検討した上で不法としている。判決自体は、恐らく不当ではない。
代表的なツイフェミの皆さんの東大教授の女子院生へのセクハラ/パワハラ事件への反応が・・・
2020年2月7日金曜日
英国で婦人参政権を求めた2種類のフェミニスト、サフラジストとサフラジェットの違いって何だろう?
昔のフェミニストは平和的に権利獲得のために努力していたと言う趣旨のツイートに、文学者の北村紗衣氏が20世紀初めのフェミニストで女性参政権を求めて活動していたサフラジェット(suffragette)はテロ行為やハンストをしていたとリプライし、そのリプライに高橋しょうご氏が、過激派のサフラジェットは一部で穏健派のサフラジスト(suffragist)が大半だったというリプライをしたやり取りに関して、サフラジストとサフラジェットに違いがあるのか疑問に思われていたので、検索してみた。
2020年2月5日水曜日
2020年2月2日日曜日
「宇崎ちゃんは遊びたい」×献血コラボキャンペーンのクリアファイルの絵の新旧比較
「宇崎ちゃんは遊びたい」×献血コラボキャンペーンの第2弾が実施され、今度は表裏2面の書き下ろし漫画のクリアファイルが献血者に配られることになった。作者がツイートで、表面を写真にとって公開し、それを見たフェミニストを気取ったネット界隈の二次元スラットシェイミング勢が、「問題点が改善され、宣伝としてもよいものになっている」「今回はちゃんと改善されてて、やっぱり声を挙げていくことが大事で、それによって抑圧を減らして行ける」と喜んでいるのだが、新旧の絵をよく比較していないようだ。