2018年2月20日火曜日

裁量労働制に関する厚生労働省の調査のダメっぷり

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1日45時間の残業時間が含まれていると非難されている厚生労働省の労働時間調査だが、単に誤記入などが含まれるだけではなく、裁量労働制の労働者の数字は平均労働時間*1である一方、そうではない労働者のは最長労働時間に準じる数値*2である事が判明した*3

平均値と最大値を比較しているので、フェイク・ニュースである。仮に平均値同士を比較していても、裁量労働制で働く人とそうでない人の職種や職位や性別をコントロールしないといけないのだが、それを指摘する段階まで到達していなかった。

労働時間の短縮を理由にしていたので重大な瑕疵だと思うが、官邸は意に介していないようだ。官邸から厚生労働省に何か材料を出せと圧力をかけた結果なのではないかと、憶測したくなる。

*1平均値を訊いたのではなく単に労働時間を聞いているようだが、結果としては平均値を聞き出していると思われる。

*2最長残業時間を聞いて法定労働時間を足しているのだが、法定労働時間よりも所定労働時間が短い可能性もある。

*3裁量労働、違う調査を比較 答弁の根拠、厚労省が謝罪 :日本経済新聞

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