経団連が『ビジネスの現場ではシェアビジネスやデジタルマーケティングが広がり、統計などの知識が必要と考える経営者は多い。データを扱うために「最低限の数学」を学生が学び続けるよう求める』そうなのだが、そんな要請を大学側にする必要は無い。
有名企業が揃って文系であっても、数学ができる学生を採用活動で優先すると宣言すれば、学生は数学を勉強するようになるし、大学の学部は就職を支援するためにそのような講義をほいほい作るであろう。学部の微分積分・線形代数・確率統計*1を教えられる学位保有者は余っているので、人材不足と言うことも無い。社会科学はもちろん、法学も人文系も状況によっては統計処理からは逃げられない時代*2なので、大学のカリキュラムが歪むと言うことも無い。むしろ非銘柄校の経済学部あたりは、正されることになる。
数学検定1級を持つ非銘柄大学の学生は、銘柄大学の学生と同等…と宣言しても信じてもらえないかも知れないが、エントリーシートと総合適性検査(SPI)による足きりで、数学検定や統計検定を持っていたら加点する宣言であれば具体的かつ実行可能なので信じてもらえると思う。採用時に考慮しないから、今まで多くの文系学生は数学を勉強して来なかったんですよ。
ところで理工系にもリベラルアーツは、時間的に無理があると思うので諦めよう*3(´・ω・`)ショボーン
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