2017年11月12日日曜日

医療は病人を増やしている

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医者が増えると患者を増やすと言う話*1もあるのだが、それとは別に、病院や製薬などを含む医療システムは、地球温暖化ガスを大量に排出しており、それが病人を増やす事になっているそうだ(POPSCI)。

2013年は二酸化炭素換算で6億1400万トンで、これは全米の排出量の約10%に相当する規模になる。エール大学のJodi Sherman教授とノースイースタン大学のMatthew Eckelman教授の計算*2によると、この地球温暖化ガスでマラリア、洪水、栄養失調、下痢、循環器疾患が増加し、年に12万3000から38万1000の患者を増やすことになる。

実際に地球温暖化が人間の健康にどのような効果をもたらすか議論は収まっていないようだが、医療が環境に影響が出るぐらい地球温暖化ガスを出しているのはちょっと驚きである。ただし、米国のGDPに占める医療費の割合は2016年で17.2%であり*3、そこから考えると少な目の排出量と言えるかも知れない。

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