2020年10月17日土曜日

政治に使える有識者の層の薄さ

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名前を出すとカドが立つので誰とは言わないが、

  1. 窃盗で現行犯逮捕され起訴猶予処分となった
  2. 著作が剽窃と疑われ編集部が謝罪した
  3. 時系列データの相関係数はあてにならないのに相関係数が高いことを主張の根拠にした
  4. ベイジアンは主観的なので相関係数は確率と解釈してもよいとハッタリ*1を言い出した
  1. 統計学のテキストであるはずの著作に複数の点で誤った中心極限定理の説明を書いていた
  2. かつてはインフレ目標を達成できなければ日本銀行に責任を取らせろと言っていたのに、最近は雇用がよければインフレ目標は達成しなくてもよいと主張を変えた
  3. 全国の会計クラスターが息を呑んだアンバランスシートを発明した

ことのある元財務官僚が、菅内閣の内閣官房参与に選ばれたと話題である。

ずっと安倍内閣応援団だったことへの褒賞な気もするが、政治に使える有識者の層の薄さを感じざるを得ない。

*1事前確率と観測値から事後確率を求めるときに、経験に基づいて主観的に事前確率を置くことはあるのだが、相関係数のような定義のある数字を好き勝手に解釈できるわけではない。なお、相関係数は、説明変数で被説明変数の分散をどの程度説明できるかと言う寄与率の平方根になる。

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