2017年12月31日日曜日

はあちゅう氏のセクハラ告発に関して

このエントリーをはてなブックマークに追加
Clip to Evernote
Pocket

人気ブロガーのはあちゅう氏が、電通在社時に体験した人気クリエイターの岸勇希氏からのパワハラ/セクハラ体験を告白し*1、反響を得ている。岸氏は全面的にではないが事実を認めているし、セクハラは非難されるべき問題なので、はあちゅう氏に文句が出るはずが無いのだが、ネット界隈でははあちゅう氏の普段の言動との関係を疑問視する声が上がっている。このはあちゅうdisには加わる気はないが、別に気になった点を挙げておきたい。

1. はあちゅう氏(当時)のソーシャルスキルの低さ

まず、この騒動で、はあちゅう氏は(少なくとも当時の)ソーシャルスキルの低さを意図せず告白している。男女関係についてアレコレ指南するのが好きだと言うことは、自分のソーシャルスキルに一定の自信があると言うことであろうが、肝心なポイントで男女関係をマネジメントするのに失敗している。セクハラする方が悪いのは決まっているのだが、不法行為に対処するのも一つのスキルだ。話題の記事では、はあちゅう氏が会社側に相談した形跡が無く、上司や同僚が介入する余地が無かった。はあちゅう氏の代わりに、直属の上司のおっさんがハァハァ言いながら駆け参じて、凄く気まずい雰囲気を作るなどの方法はあったのでは無いであろうか*2

2. 証拠なくはあちゅう氏の真似をすると訴訟リスクあり

次に、はあちゅう氏の真似は一定のリスクが伴う事がそう認識されていない。場合によっては名誉毀損で損害賠償を請求されかねないので、なるべく昔の話を蒸し返すのは避けた方が良いであろう。はあちゅう氏の場合は相手が認めたわけだが、セクハラの事実認定は、特に密室で昔の話の場合は、音声や動画などの証拠資料が無いと難しい。セクハラを受けた直後に対抗手段をとるわけではなく、不特定多数に加害者の悪行を吹聴すること自体が目的の行為である。告発された方は社会的制裁を受けるし、場合によっては失注などで大きな営業損害を受けるわけだから、訴訟を起こされる可能性がある。

3. 世渡り上手の真似をしよう

セクハラを黙って我慢しろとは思わないが、不完全なこの世界では上手と下手の対処の仕方があるわけで、はあちゅう氏が上手であったか、はあちゅう氏の真似が上手になるかは考えた方が良い。それが人格を表すとも言えないのに、性的交渉経験のない男性を揶揄するタイプの女性を、恋愛にしろ仕事にしろ、上手くこなせる技能を持つと考えるべき理由は無い。極端な事を言えば性的マイノリティの事例もあるが、そこまで行かなくても上司や同僚や取引先の人間の恋愛事情など知らないわけで、知らない間に不快に思われている可能性があるからだ。間違いなく、出来るビジネス・パーソンと言った感じでは無い。

*1はあちゅうが著名クリエイターのセクハラとパワハラを証言 岸氏「謝罪します」

*2直属の上司のセクハラであれば、色々と対処に苦労したかも知れないが。

0 コメント:

コメントを投稿