2017年3月29日水曜日

西欧のテロ犠牲者数は減っている

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最近の欧州や米国での自爆テロの報道が目に付くためか、過激派イスラム教徒のおかげで社会が不穏になっているような思う人もいるようだが、少なくとも西ヨーロッパ全体ではそう言うことはないようだ。Chart: Terrorist attack victims in Western Europe | Statista(以下、リンク先にあるグラフ;クリックで拡大)によると、テロによる犠牲者数は減っている。

図中にあるテロ事件は、ミュンヘンオリンピック事件(1972年)、ボローニャ駅爆破テロ事件(1980年)、オクトーバーフェスト爆弾テロ(1980年)、パンアメリカン航空103便爆破事件(1988年)、オマー爆破事件(1988年)、マドリード列車爆破テロ事件(2004年)、ロンドン同時爆破事件(2005年)、ノルウェー連続テロ事件(2011年)、パリ同時多発テロ事件(2015年)だ。

英国でのテロ犠牲者数が多いのは、アイルランド共和軍(IRA)のためであろう。オマー爆破事件もそうである。ボローニャ駅爆破テロ事件は、極右組織の犯行とされる。オクトーバーフェスト爆弾テロ、ノルウェー連続テロ事件は極右主義者の犯行であった。イスラム過激派のものは、マドリード列車爆破テロ事件、ロンドン同時爆破事件、パリ同時多発テロ事件になり、ミュンヘンオリンピック事件とパンアメリカン航空103便爆破事件はその他の中東絡みとなる。

もっともフランスはここ2年間のテロ犠牲者数が目立つ事となっており、その政策の是非はともかく、ルペン氏率いる極右政党が躍進するのも当然なのかも知れない。

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