2014年7月17日木曜日

空気が薄いと痩せる

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PLOS Oneに掲載された論文によると、空気の薄いところで生活すると、肥満リスクが半減するそうだ(Mail Online)。2006年12月から6年間の標高の異なる米軍基地の10万人近くの陸空軍の兵員の追跡調査で、標高2Km以上と標高1Km以下の基地に所属する兵隊を比較したところ、肥満になる確率に41%の差があった。

空気が薄いと食欲と代謝をコントロールするレプチンが上昇することが関連しているのではないかと思われている。また、脂肪とたんぱく質の消化を刺激するコレシストキニンと、血管を狭くし胃腸への血流を減らすことで食欲に間接的に影響するノルエピネフリンも、高い標高で増加が見られたとの事。

内容そのものよりも、米軍が世界中に基地を持つ事に科学的意義があったのが興味深い。なお、痩せていると存在感が無いと言う話に、逆にした上に言葉の意味を取り違えないように注意されたい。

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