近年は自殺が過労死と認定されるケースも増えており、昨日も大手居酒屋チェーン「和民」で働いていた26歳の女性社員の自殺が、過労死だと認定された(北海道新聞)。それに関した創業者の渡邉美樹のコメントに、不満の声があがっている(「究極の偽善者 ワタミの渡邊美樹社長 女性新入社員過労自殺の労災認定にも全く反省せず暴言ツイート」「和民社員、入社2か月後に自殺 労災認定→社長のTwitter発言、非難を浴びる」)。
2012年2月22日水曜日
2012年2月21日火曜日
特殊出生率の引き上げ方
周知の事だが日本経済にはデフレや円高よりも大きな問題がある。労働人口の減少だ。古典的な経済モデル(ソロー・モデル)で考えれば、労働人口が減少すると一時的には労働生産性が伸びるが、老人は貯蓄を消費に転嫁するため資本蓄積も低下し、さらに全体として経済成長率は低下してしまう。
一人あたりの生産量が増えていけば良いように思うが、年金や政府債務を考えるとそうも言っていられない。問題解決の方法は大きく二つある。(1)労働者が死ぬまで働く。(2)人口を増やしてしまう。(2)が可能かを考察してみよう。
2012年2月19日日曜日
高高度パラシュート投下のピンポイント化
米軍がC-130輸送機から高高度で物資をパラシュート投下する技術を改良していると、POPSCIが伝えている。米陸軍の精密投下システム(JPADS)は、2006年の時点で2,000ポンド(907Kg)の投下量では目標地点から300~400mの誤差があったが、現在では100m以内に着地させることができるそうだ。地形・風向・加速度センサーとGPSと高精度地図によって制御されている。
2012年2月16日木曜日
一般意志2.0は世論調査にも劣る
東浩紀氏の提唱している『一般意志2.0』は、ルソーの一般意思とは異なり意思決定メカニズムでは無く、「情報技術によってサポートされた、世論調査を遥かに超えた、細かい精度をもった民意の可視化システム」だそうだ(BLOGOS)。定義不可能な“民意”は論理的に可視化できない(もしくは“民意”から“正解”は導き出せない)わけだが、それを置いたとしても、世論調査をSNSデータのテキスト・マイニングが超える事は無い。
2012年2月14日火曜日
「死亡率0.1%なら1000人にひとり死ぬ」は間違い?
毒性が良く分からない低レベルの放射性セシウムに関して、確率論的に『「死亡率0.1%なら1000人にひとり死ぬ」は間違い』と言う話題があがっていた。早川群馬大学教授を批判する内容だが、批判になっているような、細部をつついているような感じだ。またベルヌーイ分布を持ち出す必要性は無いように感じられる。
2012年2月12日日曜日
RからCのコードを呼び出すと
「ちょっと速いRのコードの書き方」へのコメントで、「大して速くもならないコード高速化に時間を費やす、という本末転倒に到れば立派なR使い」と言うのがあったので、Rから外部コードを呼び出して、どの程度の高速化が可能かを確認してみよう。
2012年2月11日土曜日
Rのちょっと速いコードの書き方
Rはループ速度が段違いに遅いと言われる。確かにループとメソッド呼び出しで構成したマイクロベンチマークを実行すると、Javaが6.32秒、C++で6.33秒で終わる処理が、87時間18分16.0秒(推定値)かかったりする。S-PLUSやMatlabなどの他の同種の言語よりは高速か同等と指摘されているが、汎用言語に比べると断然遅い(Benchmark 2)。
2012年2月8日水曜日
誤解しようとされるFRBのインフレターゲティング
経済学者を自称する池田信夫氏が『FOMCは「インフレターゲット」を設定したのか』と言うエントリーで、FRBがインフレターゲティングを導入していないと主張しているが、欧米メディアではInflation targetingを宣言したと明確に報道されており、疑問の余地は少ない。
「統計学を拓いた異才たち」で触れる統計学史
統計学は便利なツールではあるが、容易に理解できない部分もある。理由は幾つもあるだろうが、哲学的な側面がある一方で、それに時間をかけてレクチャーされる事が無いのも一つの理由だと思う。統計学も何かの必要性、もしくは考え方に応じて発展した来たわけだが、コラムの人物紹介を除けばテキストに書かれた説明は無味乾燥としている。「統計学を拓いた異才たち」は、そういう隙間を埋めてくれる本になっている。
2012年2月6日月曜日
緩やかなインフレは財政負担?
学術的に確固たる証拠は無いが、傾向として確認できる現象として、緩やかなインフレ率と財政負担の関係がある。ドーマー条件から、経済成長率>金利であれば財政赤字は縮小、経済成長率<金利であれば財政赤字が拡大する事は広く知られている。この「名目経済成長率-名目金利」と言う財政負担の指標は、どうもインフレ率と相関を持っているようだ。











