私が検索する限り、デジタル庁は昨年までFinOpsと言う言葉を使っていなかったのだが、6月頃からFinOpsと言う言葉を使い出した。ガバクラ移行で経費が増えたと言う地方自治体からの苦情を、お洒落な新用語を使って煙に巻こうとする苦し紛れ感が否めない。
FinOpsはアプリケーション開発を内製化しているITサービス向けの行動指針であって、クラウド事業者の提供する機能の追加(や削減)と、サービスのトラヒックや業務上の重要性の変化に随時キャッチアップできることが前提になっている。開発や保守を委託するユーザーには無理があるし、ASPのSaaSを利用するユーザーは関与できない。









