2019年3月27日水曜日

性的暴行で女児の子宮が破裂したというデマをハッタリで肯定するジェンダー社会学者

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先日、ネット界隈で公衆トイレで女児が性的暴行を受けて子宮破裂全摘になり妊娠出産ができなくなったと言う根も葉もない風聞が流れた*1のだが、武蔵大学の千田有紀氏が子宮破裂は性犯罪についての文献ではよく見かける事例であり根拠を求める行為が理解できないとツイートし、具体的な文献を紹介するように求められるもののスルーし続けたところ、「武蔵大学教授千田有紀は学者を名乗るのをやめろ」と非難されている。

新聞などの報道でも、戦地などの性的暴行における女性の身体被害の定番は直腸腟瘻チョクチョウチツロウ膀胱膣瘻ボウコウチツロウ性器瘻孔セイキロウコウであるので、子宮破裂と言う単語を請け売りするところに性暴力への無関心さがにじみ出ているのはさておき、学者でも中身は普通の人間なので、裏を取らずに思いつきを書いてしまう事は往々にしてあるわけだが、実は具体的な文献を挙げられないのであればそのように主張を訂正すればよい。本当の性犯罪被害や社会問題を直視して考える邪魔になるので、自尊心の防御のためだけの強弁はやめるべき。

学問分野として洗練されていないジェンダー論をやっている社会学者は“被害者”だと思っているのだが、日本学生支援機構の金利水準やキズナアイのジェンダーロール固定化騒動にしろ千田有紀氏の炎上は繰り返されている。共感だけで主張の肯定してくれるジェンダー論界隈の学者たちよりも、世間一般の方が批判的かつ論理的に主張を吟味することをそろそろ学んで欲しい。具体的に心がけるべきことはネットで心が折れないための10の作文技法にまとめておいたのだが、こっそりでいいから振る舞いを正して欲しい。

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