2018年7月28日土曜日

擬似科学を引っ張り出し“敵”を悪く言うリベラル誌

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週刊アエラが人相をもって、杉田水脈衆院議員の知性や性格や生い立ちの“分析”を掲載しているいた*1

観相学は今となっては19世紀の代表的な疑似科学の一つ骨相学と同じもので、何の根拠も認められない。ネガティブな推測も多々含む、嘉祥流観相学会代表・岡井浄幸なる“専門家”の弁を掲載しただけとは言え誹謗中傷に近い。

2018年7月26日木曜日

人気ついったらー山本一郎さんの悲報によせて

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最後2つがツイッター・ユーザーを煽るための冗談になっている“鬱になりやすい人の特徴”をリストしたツイートに対して、恐らく冗談のつもりで「ぶち殺すぞ」とリプライした人気ついったらーの個人投資家・作家の山本一郎氏がアカウント凍結になって話題になっている*1

2018年7月25日水曜日

ポルトガルは緊縮財政を止めて経済回復をしたのか?

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リーマンショック後、緊縮財政で悲惨な事になったポルトガルだが、緊縮財政を止めたら経済回復が出来た…と理解してしまいそうなNew York Times誌のエッセイ*1が流れてきた。米国からだと欧州の小国など良く分からない辺境なのだと思うが、時系列でのマクロ統計の確認ぐらいして欲しい。とてもそんな結論には達さないはずだ。

2018年7月24日火曜日

杉田水脈衆院議員のLGBT支援に関する寄稿は優生思想によるものではない

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週刊誌「新潮45」に掲載された杉田水脈衆院議員の性的少数者(LGBT)に関する寄稿が、「LGBTのカップルに『生産性』が無い」という稚拙な言い回し*1で火がついて、優生思想だと紋切り型の非難に晒されている*2のだが、よく考えると優生思想に沿ったものではないので指摘したい。単なる理屈をつけるのが下手な保守である。

2018年7月17日火曜日

死刑廃止国と被疑者射殺数の関係…無いよ

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死刑廃止国が犯人を射殺した件数を調査してみた」と言うエントリーが話題になっていた。日本とドイツを比較して、死刑廃止国のドイツの方が被疑者射殺数が多いという主張になっているのだが、色々と突っ込みどころが多い。

2018年7月11日水曜日

リフレ派原田泰日銀審議委員「金融政策は神の領域にないと、イエスは言った。QQE批判者は、認知的不協和を起こしている」

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雨乞い経済成長派と揶揄されるリフレ派の一人、原田泰日銀審議委員が、2018年7月4日の石川県金融経済懇談会の挨拶で、あれこれ神話を持ち出してコレはやばいと評判になっている。締まりの無い挨拶をするおっさんっているよねと言う程度の話なのだが、該当部分を検討してみよう。「QQEに対する認知的不協和」(pp.19--20)のところである。

社会構築物としての“自然科学”の例は、微積分ではなく優生学であるべき

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連続で話の種になってしまって申し訳無いのだが、稲葉振一郎氏の著作「経済学という教養」の中で、ポストモダン人文系知識人の認識的相対主義について、稲葉氏流の解釈を行なっている箇所にツッコミ所があったので記しておきたい*1

そこではポストモダン思想家を全面的に否定するのではなく、「科学外的な世間からの圧力が、科学を歪めてしまう」例があって、それで「自然科学は…『これが真実だ』と人々に思いこませることによって世界を支配している」と言うトンデモな結論に行き着いたと言う話がされている。

2018年7月10日火曜日

新自由主義者≠経済学帝国主義者

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もう続きを著作にされたものらしいが、明治学院大学の稲葉振一郎氏がウェブの20回連載のエッセイ『「新自由主義」の妖怪』で、産業社会論的な立場をからマルクス主義と新自由主義が似ていると言い出していた。稲葉氏の独自見解だと思うのだが、“経済学帝国主義”が変な意味で使われている気がするので、指摘したい。少なくとも新自由主義とはほとんど関係ないと思われる。

2018年7月8日日曜日

ネット論客が用いがちな19の詭弁

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ネット界隈での議論では、誤謬推理と言うか詭弁を弄する輩は多い。素人談義だから仕方が無いと思うかも知れないが、評論家や大学教員などが相手を言いくるめるために弄しているのを見ることがある。

詭弁術に詳しくなくても何となくおかしいと思う事が多いであろうが、毎回どうおかしいか説明するのは手間暇がかかるし、議論が横道に逸れてしまう。よくある詭弁、誤謬推理には名称がついているので、ずばっとそれを指摘してあげよう。

2018年7月5日木曜日

『(ポストモダンの)専門用語の「乱用」は何で悪いのですか?』

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ポストモダン界隈にあるよくある問題点の一つに専門用語の濫用がある*1のだが、哲学者の植村恒一郎氏が『専門用語の「乱用」は何で悪いのですか?』と言い出した(togetter)。濫用ではないと言う弁護はよく見かけるが、濫用を正当化しようとする議論は珍しい。しかし、ぽつぽつとその理屈を聞くことになったのだが、事実誤認と語義曖昧論法と自然主義的誤謬による詭弁になっていた。

2018年7月2日月曜日

「日本の秘められた恥」の解消のために、性行為の前に積極的同意の記録が必要としよう

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昼の情報番組などで広く取り上げられて来たらしいジャーナリストの山口敬之氏が伊藤詩織氏に性的暴行を加えた疑惑について、BBCがドキュメンタリー番組を放送するなど*1、積極的に報じている。

デートレイプの問題は英国や米国にもあるし、個別事件が立件されないのは様々な理由があり得るので、検察の判断が間違っているとも言えないのだが、BBCを偏った報道と簡単に片付けない方がよいかも知れない。この事件自体は性犯罪をどう規定するかを考える機会にはなっているからだ。