2018年7月11日水曜日

リフレ派原田泰日銀審議委員「金融政策は神の領域にないと、イエスは言った。QQE批判者は、認知的不協和を起こしている」

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雨乞い経済成長派と揶揄されるリフレ派の一人、原田泰日銀審議委員が、2018年7月4日の石川県金融経済懇談会の挨拶で、あれこれ神話を持ち出してコレはやばいと評判になっている。締まりの無い挨拶をするおっさんっているよねと言う程度の話なのだが、該当部分を検討してみよう。「QQEに対する認知的不協和」(pp.19--20)のところである。

社会構築物としての“自然科学”の例は、微積分ではなく優生学であるべき

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連続で話の種になってしまって申し訳無いのだが、稲葉振一郎氏の著作「経済学という教養」の中で、ポストモダン人文系知識人の認識的相対主義について、稲葉氏流の解釈を行なっている箇所にツッコミ所があったので記しておきたい*1

そこではポストモダン思想家を全面的に否定するのではなく、「科学外的な世間からの圧力が、科学を歪めてしまう」例があって、それで「自然科学は…『これが真実だ』と人々に思いこませることによって世界を支配している」と言うトンデモな結論に行き着いたと言う話がされている。

2018年7月10日火曜日

新自由主義者≠経済学帝国主義者

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もう続きを著作にされたものらしいが、明治学院大学の稲葉振一郎氏がウェブの20回連載のエッセイ『「新自由主義」の妖怪』で、産業社会論的な立場をからマルクス主義と新自由主義が似ていると言い出していた。稲葉氏の独自見解だと思うのだが、“経済学帝国主義”が変な意味で使われている気がするので、指摘したい。少なくとも新自由主義とはほとんど関係ないと思われる。

2018年7月8日日曜日

ネット論客が用いがちな17の詭弁

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ネット界隈での議論では、誤謬推理と言うか詭弁を弄する輩は多い。素人談義だから仕方が無いと思うかも知れないが、評論家や大学教員などが相手を言いくるめるために弄しているのを見ることがある。

詭弁術に詳しくなくても何となくおかしいと思う事が多いであろうが、毎回どうおかしいか説明するのは手間暇がかかるし、議論が横道に逸れてしまう。よくある詭弁、誤謬推理には名称がついているので、ずばっとそれを指摘してあげよう。

2018年7月5日木曜日

『(ポストモダンの)専門用語の「乱用」は何で悪いのですか?』

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ポストモダン界隈にあるよくある問題点の一つに専門用語の濫用がある*1のだが、哲学者の植村恒一郎氏が『専門用語の「乱用」は何で悪いのですか?』と言い出した(togetter)。濫用ではないと言う弁護はよく見かけるが、濫用を正当化しようとする議論は珍しい。しかし、ぽつぽつとその理屈を聞くことになったのだが、事実誤認と語義曖昧論法と自然主義的誤謬による詭弁になっていた。

2018年7月2日月曜日

「日本の秘められた恥」の解消のために、性行為の前に積極的同意の記録が必要としよう

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昼の情報番組などで広く取り上げられて来たらしいジャーナリストの山口敬之氏が伊藤詩織氏に性的暴行を加えた疑惑について、BBCがドキュメンタリー番組を放送するなど*1、積極的に報じている。

デートレイプの問題は英国や米国にもあるし、個別事件が立件されないのは様々な理由があり得るので、検察の判断が間違っているとも言えないのだが、BBCを偏った報道と簡単に片付けない方がよいかも知れない。この事件自体は性犯罪をどう規定するかを考える機会にはなっているからだ。