2021年12月26日日曜日

都市化の程度を考慮した人口あたりのCOVID-19死亡者数は大阪府、北海道、沖縄県が多い

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ノンフィクション作家の山岡淳一郎氏の「維新躍進のウラで…大阪の「コロナ死者数」が「日本で飛び抜けて最悪」になっている理由」と言うエッセイが反維新の人々に人気であったのだが、都市化の程度を考慮すると飛び抜けて最悪とも言えないことを指摘したい。イソジン推奨や雨合羽寄付や国産ワクチンなどの右往左往に関わらず、ワースト3に入るだけである。大阪府民は吉村大阪府知事、松井大阪市長を非難したほうが良いと思うが。

酒席が主な感染経路な新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)だけに、都市生活の方が罹患・死亡しやすい傾向がある*1。大阪府は他の道府県と比較して人口集中地区に住む人が多い都市化が進んだ地域なので、都市化の程度をコントロールして評価するのが穏当だ。

全域に占める集中地区の人口割合と人口あたりのCOVID-19死亡者数をプロットしてみた(上図)。大阪府が悪いのは変わらないのだが、沖縄県の方が外れ程度は大きく、北海道と同等だ。飛びぬけて悪いと言うのは言いすぎかも知れない。兵庫県もかなり多いので、阪神地域に何かあるのかも知れない。兵庫県が大阪府の巻き添えを食らっている可能性もあるが。

他の都道府県と比較して経済へのダメージを抑えているような実績も聞かないし、特に高齢化率た高いわけでもないので、大阪維新の会の吉村大阪府知事と松井大阪市長が上手く行政を切り盛りしているとは言えない。玉城デニー沖縄県知事と鈴木直道北海道知事も同様。地域の習慣やその他の実情でどうにもならないのかも知れないが、3道府県の知事がそのような弁解をしたとは聞かない。

*1人口密度などより、人口集中地区に住む人口割合の方が説明力が高かった。

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