デジタル庁クラウドチームがクラウドサービス上でオートスケールを動かすと言う観点でしか話をしないので、コンテナ化技術(Docker, Kubernetes)とオブジェクトストレージの有用性が疑われているようだ。しかし、オンプレミスなシステムでも、地方自治体のシステムでも、有用な面があるので指摘したい。
オブジェクトストレージは、特殊な機器を使わない技術で、容量の拡張が可能でぺタバイト単位の巨大な並列化でき冗長性のある仮想ストレージをつくることができ、ネットワーク経由で共有できる。実体はhttp/httpsのサーバーなのでアプリケーションからの利用、OSの設定、ネットワークでの制御が容易だ。画像や動画のデータの大量蓄積に有用で、工事や何やらで画像や動画の記録を蓄積してく組織であれば、使いどころがある。オープンソースのサーバーソフトApache Ozoneがあり、iSCSI/SANを使うよりも手軽だ。