高級車を乗り回す姿などが噂で、Abema TVに何度も出演していたクルド人解体会社(実質)経営者のマヒルジャン氏が、先月、トルコに強制送還された*1。マヒルジャン氏は難民申請を5回棄却されていたので、岸田政権のときの2023年6月の入管難民法改正に基づく措置が取られた*2。
「保守」界隈では目立つクルド人であるマヒルジャン氏の強制送還を求める声は多くあった。今回の強制退去処分の法的根拠を用意した岸田政権の功績は、彼らから見て大きいわけだが、なぜかほとんど評価されていないようだ。「保守」界隈は「保守」界隈のアイドル政治家の言動しか評価しないということであろうか。
参院選での自民党の敗北を受けて、岸田前総理がカムバックの意欲を見せているそうだ*3。ちょっと無理な気もするが、そんなに失点が多いわけではなく、こうして仕事も残している。しかし、「保守」界隈で不当に評価が低い。一昨年の立法のことなど忘れてしまっている人も多いかも知れないので、「保守」界隈に代わって称えておきたい。皆さんが求めていることは、既に岸田政権が実現済みである。
*1“やり手”クルド人不法滞在者が「強制送還」されるまでの一部始終…送還促進に本腰を入れる入管、避けて通れない「外国人問題」のリアル | 政策 | 東洋経済オンライン
*2時間が空いているわけだが、2023年成立、2024年施行、退去命令を出して1年後に退去処分と言う流れで、強制送還第一陣になっていると思われる。
*3【記事全文】田崎史郎氏 “ポスト石破”ダークホースに言及「自分の経済政策、外交について自信を持たれているんで…」 - スポニチ Sponichi Annex 社会
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