15年以上前のイスラム過激派のデモ*1を、現在のイギリスのムスリム一般の話のようにツイートしている人がそこそこいるのだが、これはイスラム過激派アンジェム・チャウダリー(Anjem Choudary)さん率いる一派で、ムスリムでもかなり特殊な人々なので指摘したい。
イスラム過激派アンジェム・チャウダリーさんは、パキスタン系イギリス人の家に生まれたイギリス人ムスリムの宗教指導者だ。世界をイスラム化し、イスラム法(シャリア)で統治せよと説いて回っており、2024年にテロ組織を率いた罪で有罪で終身刑になっている*2。荒唐無稽な主張だが、まぁ、イギリスがイスラム社会になったら、バッキンガム宮殿がモスクになってもおかしくはない。
イギリスはパキスタン(インド)の旧宗主国。チャウダリーさんは、日本で言うと朝鮮系的な人々となる。つまり、親が帰化した朝鮮系日本人の儒学者とその弟子たちが、皇居は孔子廟になるとシュプレヒコールをあげているような状態である。どう捉えればよいのか分からないが、七条警察署襲撃事件や阪神教育事件と比較すれば平和的で長閑であることは確か。
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