2013年2月28日木曜日

原発規制の理由を理解していない池田信夫

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経済評論家の池田信夫氏が「原子力規制委は原発を危険にしている」で、政府と原子力産業の利害関係が一致していると主張しているのだが、利害関係が一致していたら、規制など何も要らない事になる。経営側がリスク選好的になりがちだから、色々な産業で安全規制があるのだが、よく理解できていないようだ。また、バックフィットに関して引用無しの独自理論を展開している。

岩田教授のインフレ予測に関して

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次の日銀副総裁と目されている岩田規久男・学習院大教授の「2014年の中ごろまでには2%のインフレターゲットを達成できるだろう」と言う予測に、やまもといちろう氏が注目している。掲載メディアに買い相場を作る意図があると指摘したいのか、予言を外れたときに揶揄するための準備なのかは分からないが、記録をとっても面白く無いかも知れない。インタビューでは消費税率引き上げの事は言及されていないからだ。

貨幣乗数の不安定性と言う意味での日銀理論を振り返る

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リフレーション政策推進者が気に入らない金融理論を日銀理論*1だと主張していると思っているのだが、貨幣乗数(信用乗数)、もしくはマーシャルのkの不安定性の事だと言う指摘が多数あった。

この貨幣乗数の安定性の問題は、1980年代に小宮-外山論争、1990年代に岩田-翁論争として知られ、そもそもの日銀理論がこれなのは間違いない*2

2013年2月26日火曜日

大空に漂うバクテリアが雲を作る

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生物の生存に適しそうにない対流圏にもバクテリアが住んでおり、炭素化合物を食べて生きているそうだ。Proceedings of the National Academy of Sciences誌に掲載された研究によると、この大空に漂うバクテリアが雲の形成に影響しているらしい(POPSCI)。

在特会のデモの無駄さについて

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大久保や鶴橋で在特会がデモを行ったことが話題になっている*1。しかし「(朝鮮人は)死ね」「(朝鮮人を)殺せ」「日韓国交断行」とアピールしているが、これらを具体化する気は無さそうだ。これらを実現するには国際人権規約と在日韓国人の法的地位協定を破棄し、恐らく日本国憲法も改正しないといけないが、そのような主張はしていない。

2013年2月25日月曜日

日銀理論が何かは知らないけれども、日銀理論が嫌いな人に薦めたいテキスト

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ちょっとした切っ掛けで手にとった学部レベルのマクロ金融理論のテキストであるModeling Monetary Economiesをざっと眺めてみた。日銀理論が何かは知らないけれども、日銀理論が嫌いな人に薦めたいテキストになっている。基礎的な、そして良く話題にあがるマクロ金融のトピックが自然な形で網羅されているからだ。このテキストの内容が現在の日本の状況に当てはまるとも思えないが、なぜ急進的なインフレ誘導政策が警戒される理由は理解できるようになると思う。

ゴキブリのコントロールにかける情熱

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人家に大量に生息していて捕獲しやすく、さらに操作しやすいからだと思うが、コキブリのコントロールがブームになっているようだ。

ノースカロライナ州立大学の研究者はセナガアナバチのように電極を突き刺して操作する技術を開発し(North Carolina State University)、ブリュッセル大学等の研究者はゴキブリの集団にロボット・ゴキブリを潜入させること集団行動を制御している(WIRED.jp)。最後はTwitterと連結しだしだ(DVICE)。

遺伝子改造でT細胞を強化しHIVに抵抗する

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スタンフォード大学医学部などの研究グループが、T-細胞を遺伝子改造しHIVへの抵抗力を飛躍的に向上させ、AIDSの発症を抑える手法を研究開発しているとPOPSCIが伝えている。

遺伝子治療で糖尿病犬を一発で治す

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スペインのバルセロナ自治大学の研究者がマウスではなく、犬で遺伝子治療を成功させたとNew Scientistが報じている。バイオハザードのT-ウイルス的な何かが便利に使える世の中になるかも知れない。

2013年2月24日日曜日

コーヒーが体に良い7つの理由

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POPSCIで各種研究を引用しつつ、コーヒーが体に良い理由を説明している。引用先へのリンクや細かい数字を省いて羅列すると、