2013年4月28日日曜日

猪瀬知事がオリンピック招致活動にマイナスの発言

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New York Timesが東京都の猪瀬知事にインタビューを行い、トルコのイスタンブールは開催地として東京に劣ると言う発言を引き出している。招致活動ルールの条項14に抵触するようだ。どの程度、影響するかはわからないが、オリンピック招致活動にマイナスの発言をしてしまったのは間違いない。

特に心証を悪くしそうな発言がこれ。

But Islamic countries, the only thing they share in common is Allah and they are fighting with each other, and they have classes.(拙訳:猪瀬知事の発言「しかしイスラム諸国は、アラーだけを共有しており、いがみ合っており、階級がある」)

開催地の候補はトルコのイスタンブールでイスラム圏の一部でしかないのは確かだが、オリンピック開催に特に関係ないような気がしなくも無い。クルド人を意識した?

他にも謎な主張がある。

"I'm sure people in Turkey want to live long," he added. "And if they want to live long, they should create a culture like what we have in Japan. There might be a lot of young people, but if they die young, it doesn’t mean much."(拙訳:「私はトルコの人々は長生きしたいと思っているのは確信している。そして、もし長生きしたいのであれば、日本で我々が持っているような文化を作るべきだ。たくさんの若者がいるのかも知れないが、もし若いうちに死んだら、大した意味が無い」と猪瀬知事は付け加えた。)

高齢化とスポーツは関係ないとだけ言っておけば良かったのに、なぜにトルコについて意味不明な言及したのか、謎はつきない。

追記(2013/04/30 06:17):その後、『猪瀬都知事、他候補を批判=20年五輪招致への影響も-米紙』と報じられ、『猪瀬都知事「真意伝わらず」』と弁解するものの、やはり『都知事発言「公正でない」=トルコ・スポーツ相』と国際的に悪印象を与えたようだ。国際オリンピック委員会の事情聴取が楽しみだ。

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