2014年5月1日木曜日

片親でも子どもの幸福度は変わらない

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ロンドンのNatCen研究所の1万2000人以上の7歳児を対象にした調査で、家族形態よりも親子関係の方が重要な事が示されたそうだ(Mail Online)。

実父母と生活する児童、実親と継親と生活する児童、片親と生活する児童の三グループに分けて比較したところ、どのグループも36%の子供は常に幸せだと答え、64%が時々幸せ、もしくは全く幸せでは無いと答えた一方で、ガミガミ怒る親、兄弟との喧嘩、学校でのイジメが幸福度に大きな影響をもたらした。

少子高齢化などの問題から家族像の議論は重要だ。この調査結果自体は意外性は無いけれども、議論を堅実化する効果があるであろう。母子家庭などの片親世帯を無闇に批判する保守派も少なくない気がするので、日本でも同種の実態調査を試みた方が良いかも知れない。

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