2012年5月23日水曜日

金環日食の地上を見ると

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NASAが金環日食が見える地上を宇宙から見た衛星写真を公開している。地上からは感動的な天体ショーが見られるが、衛星から地上を見ると巨大な月の影が金環日食と言う事になるのが良く分かる。

写真は北半球の太平洋で、NASAのTerra衛星のMODISで日本時間で5月21日の8時30分頃に撮影されたものだ。幅300Kmの地域が時間とともに月の陰に入り、日食が観察できるようになっていた。

通常、公転周期と公転方向、黄道面の角度の関係で日食は年に2~4回発生しているそうで特に珍しい現象ではないが、特定地域に限れば発生周期は長くなる。日本で次に見られる日食は2023年、金環日食は2030年だそうだ。今回見逃して、死ぬ前に見られそうにない人も、日時をあわせて海外に行けば見ることができるであろう。

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