2011年12月18日日曜日

フォルクスワーゲンのダークサイド

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以前は捕鯨肉の窃盗罪で名をはせ、最近は海産物などのセシウム含有量のチラシ配布で話題になっている(J-CAST)グリーンピースだが、欧州では自動車会社に標的をあわせて広告戦略を行っているようだ。

フォルクスワーゲンがCO2排出削減と厳しい燃費基準に反対していて、エコ・カーの販売量が少ない(2010年まで6%)事に抗議しており、同社に2040年までに非ガソリン車の販売比率を100%にするように求めており、以下のCMで賛同者を募っている(GREENPEACE)。

なぜ子役を使ったスターウォーズのパロディーかと言うと、フォルクスワーゲンのCMでダースウェーダーに扮した子どもが使われているから。決してスターウォーズ・フリークを味方につけるためではない。

"Join the rebellion"とフォルクスワーゲンに反逆を呼びかけているが、あくまで同社の顧客に同社の車を買わないようにと言うメッセージだ。フリークに子どもと遊べと言うメッセージではない。日本のフリーク層は、社会的には子どもへの接触を抑圧されている。2008年5月9日に大阪で子供に「早く帰れ」と注意した男性が通報されているし、2008年6月21日に秋田で女児の横を通り過ぎた男性が不審者扱いされた事からも、グリーンピースの甘言に乗ってはいけない事は明白だ。

こう考えていくと何だかグリーンピースがまともに見えてくるわけだが、健康への影響を示さないでスーパーの放射能汚染対策評価とセシウム含有魚介類を示したチラシを配るところが、単に社会不安や騒乱を生むのを目的としている可能性を示しているので、やはり同団体への警戒心を解くわけにはいかないであろう。

しかし、スターウォーズの人気は衰えること知らない。

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