2010年9月24日金曜日

メキシコ湾の海面を埋め尽くすトビエイの写真

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ムンクイトマキエイ(Munkiana Devil Ray)は、マダラエイやオニイトマキエイ(マンタ)の仲間のトビエイで、メキシコ湾の浅瀬に生息する。良く海面を跳ねることから、写真撮影の被写体として見栄えが良い。右の写真は、3年前にMail Onlineに掲載されたものだ。

テレビで紹介されたこともあり良く知られた魚でもあるが、ドイツ人環境写真家のFlorian Schulz氏の数千のムンクイトマキエイの群れの写真が、CIWEM Environmental Photographer of the Year 2010の最優秀賞に選ばれ、見た人の驚嘆させている(CIWEM)。

グランプリをとったのは以下の写真で、ムンクイトマキエイを上から撮影したものだ。Telegraph.co.ukには、もっと大きなサイズの写真も掲載されている。

撮影者のSchulz氏も、この海域を20年間飛行して来たパイロットも見た事が無い光景だったそうで、貴重な写真であるのは間違いないようだ。

一説によると、ムンクイトマキエイは繁殖のために集まっており、求愛活動のために雄が飛んでいるらしい。しかし、他のときに撮影された動画がアップロードされていたので見てみたのだが、あまりジャンプの見栄えは良くないようだし、雌のエイからジャンプが見えているのか疑問だ。

なお、上述のCIWEMの環境写真コンテストは97カ国から4,500枚を超える応募がされており、Mail Onlineでは他の受賞作品も紹介している。

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