2017年7月17日月曜日

多元的貧困の四次元ベン図

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東京財団税・社会保障調査会に『貧困率は低下したけれど… 「多元的貧困」アプローチの試み』と言う小塩隆士一橋大学教授のエッセイが出ていて、多元的貧困をベン図的な図を用いて説明していた。貧困を考えるときは所得だけではなく、教育や健康やセーフティ・ネットについても考慮する必要があると言う話で、その概念自体は貧困問題では常識的な話なのだが、以下のベン図的な図が気になった。

領域が足りていない。例えば、所得とセーフティ・ネットに問題があるけれども、教育と健康は無問題な人が入る部分が無い。四つか三つが重ならないと貧困にならないと言うわけではなく、それぞれの組み合わせを見ているので、以下のような四次元ベン図にすべきであろう。

エッセイの本題とは関係のないつまらない所なのだが、四次元ベン図の普及を祈っているので指摘せずにはいられない。なお、教育や健康やセーフィティ・ネットも所得に連動しそうな気がするが、日本ではそうではないと指摘されていた。

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