2017年1月24日火曜日

議員バッジは帯揚げに

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着物に議員バッジを刺す箇所に関して、ネット界隈で蓮舫参院議員が日本の伝統を知らないと言う批判を見かけた。帯揚げにつけるのが、伝統だそうだ。しかし、和服にバッジや胸賞をつけるような状況があまり無いためか、それが伝統なのか定かではない。そこで和服の女性国会議員の写真を検索してみたのだが、蓮舫氏と同様の位置に議員バッジをつけている女性議員をそれなり確認できた。

もちろん、組紐・帯揚げにつけている議員も多数いる。数から言えば、そちらの方が多いかも知れない。しかし、議員バッジをはなれて着物と胸章で検索しても、組紐・帯揚げに付けいないケースも観察される。

レンタルの着物に穴を開けるのがケシカランと言う話だと言うのも見かけるが、レンタルと自前で着こなしが大きく変わると言うのも妙であろう。着物は高価なことが多いので、なるべく傷めたくないと言うのは分かるのだが、 今回の件に関して蓮舫氏をそう非難はできない。

ただし、今後は話が変わるかも知れない。ネットで騒がれているのに気づいたためか、蓮舫議員は胸につけていた議員バッジを帯揚げに移動させたようだ。どちらが無難、転じて、どちらが正しいかを判断したことになる。今回の話を契機に議員バッジは組紐・帯揚げに付けることが定着しても不思議ではない。

場合によっては日本の文化史に、蓮舫議員は足跡を残す事になる。ネトウヨの皆さんが狙った結末と、違う話になったかも知れないが。

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