2013年5月27日月曜日

橋下大阪市長の日本外国特派員協会での説明は“成功”

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本日の日本外国特派員協会で一連の舌禍に関して外国メディアに説明を行った橋下大阪市長だが、Reutersの記事を読む限りは意図を伝えることには成功したようだ。橋下氏の以下の主張は、網羅されている。

  1. 慰安婦の必要性は無く、許されざると考えている。
  2. 日本政府は、慰安婦に謝罪と遺憾の意を伝えるべき。
  3. 日本政府の直接の人身売買関与に疑問があり、日韓共同の歴史研究が必要。
  4. 国家間の補償は解決済みであり、それに異論があるならば国際司法裁判所に提訴すべき。
  5. 他国も同様の問題がある事を認めるべきだ。
  6. 米軍の性風俗店の利用推奨は、謝罪の上、撤回する。

記者会見の途中でリリースされたAPの記事は上記の内容は網羅されていなかったが、少なくともReutersの韓国人記者は要点を掴んだようだ。後は世界の人々がどう思うかだが、言いたいことが拡散されたので成功ではあろう。

追記(2013/05/28 06:45):CNN.comGuardianは、日韓共同の歴史研究の必要性、国家間の補償は解決済みと言う主張を伝えていない。ただし、Guardianの方が、政府関与は無いが民間で不法行為があったと言う橋下氏の主張を詳しく紹介している。

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