2013年5月10日金曜日

ガセだと言ったがガセでは無かった日中敵対を煽るプラモデル

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自衛隊護衛艦「ひゅうが」が中国軍空母を撃沈しているプラモデルの絵が中国で話題にされていた(日嚣张绘画:辽宁舰被日舰击沉)と中国の世論に詳しい凜氏が言っていた。

中国が国を挙げて高揚している空母が撃沈されているように見えるのが許せないらしい。しかし、そんな事よりも、どうもコラージュに思える。

中国空母遼寧(ヴァリャーグ級)が炎上沈没中なのは良いとして、海自のSH-60K哨戒ヘリやMCH-101掃海・輸送ヘリを差し置いて、陸自のヘリコプターが描かれている。あり得るとは思うが、ひゅうがの基本装備ではない。

さらに、陸自のAAV水陸両用強襲車が甲板上にあるが、ひゅうがは戦車揚陸艦ではなく、これはあり得ないであろう。「おおすみ」(下の写真)と間違っている。

何よりも謎なのは、導入される見込みが無い日の丸ユーロファイターが描かれている事だ(下は拡大図)。F-35は飛ばないと言うのか!?

追記(2013/05/10 17:11):「J-10だろっ」ってツッコミが入った。確かにソレっぽい。

そもそもAOSHIMAの「海上自衛隊 ヘリコプター搭載護衛艦 ひゅうが」の箱の絵は、コレだぁ!!!!

以上の考察により、この偽物め!紛い物め!中国クオリティーめ!と思っていたのだが、アオシマの1/700ウォーターラインシリーズに「ヘリコプタ-搭載護衛艦ひゅうが離島防衛作戦」がしっかりあり、問題の絵が描いてある。

・・・関係者の皆様には、誤解を撒き散らしてご迷惑をおかけしました

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