2013年1月4日金曜日

保守では無く急進国家主義者

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第二次安倍政権の組閣に関して、The Economist誌が保守では無く急進国家主義者の政権だと寸評している*1

海外誌から見ても、その価値観が保守では無いのは透けて見えるらしい。伝統的価値観への回帰を謳っても、明治維新前の封建制度に戻そうと言うわけでは無く、明治維新後の天皇を中心にした国家機構に戻そうと言う論調になっているので、結果として急進国家主義者になるのは確かだ。

自称保守の政治家がこの事に気付いているのかも良く分からないが*2

*1ただし、安倍総理は憲法改正、教育法改正、日米安保の改定と言った主張が少数にしか支持されていない事は認識しており、当面は経済問題に注力しつつ穏健な外交を維持しようとするだろうが、閣内の積極財政の支持者などが、安倍総理の抑制的な方針を破壊するであろうと言う論調だ。

*2教育勅語で述べられているような素朴な思想にとどまっている気がする(関連記事:日本の保守主義者が取り戻したい価値観)し、安倍総理の独自憲法でないと真の独立ではないと言う憲法改正論は岸信介の私怨のように思えるときもある。

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