2012年8月1日水曜日

反原発デモに中核派と革マル派と全共闘と労組と9条の会と連合空港反対同盟などが満載の件

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官邸周辺などでの反原発デモが続いている。海外メディアでも大きく取り上げられているようだ(BLOGOS)。

マスコミによると「インターネットなどの呼びかけで集まった大勢の人たちが参加」と言う事なのだが、掲げられたノボリを見ていると、中核派や革マル派、全共闘、労働組合、はては9条の会や連合空港反対同盟などが参加しており、政府政策に反対する政治集団の見本市化している。

1. 中核派

中核派の機関紙『前進』のサイトによると、「怒 福島隊」のノボリは中核派のようだ。彼らはメッセージ性があるのか「革命的共産主義者同盟全国委員会」を名乗ってはいないようだが、彼らと懇意にしている「子ども福島」は放射線汚染を過度に危険視する団体として知られているようだ。

上の写真は「夏の椿事!? 共産党「赤旗」に“敵対”中核派が登場」からだが、デモの音頭をとっているのは中核派になるようだ。

2. 革マル派

反原発デモがキチガイ染みてるとネット上で話題に 野田の遺影w」にあった写真で、反原発派デモへの参加を確認できる。

3. 全共闘

年齢からすると学生に見えないのだが、全共闘の人々もいる。NEWSポストセブンに『「日大全共闘」などの旗も。1968~1970年代に盛り上がった全共闘運動、その古い友と再会し、懐かしき経験を共有する喜びに溢れている人々』と書かれていた。

写真は「脱原発デモに労組が大動員!」から。

4. 原水禁や原水協

意外性は無いのだが、原爆・水爆へ反対活動を行った勢い余って原発にも反対運動をしていた原水爆禁止日本国民会議と原水爆禁止日本協議会も混じっているそうだ。

5. 労働組合

エネルギー供給が抑制されると、失業者が増えると思うのだが、なぜか労組が反対運動をしている。写真は「【大津いじめ】反原発デモに滋賀県教組がいた!?」からだが、全国各地の日教組が集まっているようだ。

日教組以外の労働組合もデモに参加している。以下は「脱原発デモに労組が大動員!機動隊員に暴行!2人逮捕!国会周辺・学生運動で革命ごっこした団塊世代の同窓会の様相」にあった、郵政労働者ユニオン。左右反転すると文字が読みやすい。

郵政非正規ユニオンと電通ユニオンも。他にも色々といる。

6. 連合空港反対同盟

脱原発デモに労組が大動員!」は実際に取材に行かれたのか、政治的方向性はともかく、写真が豊富で見る価値は高い。三里塚芝山連合空港反対同盟も観察できるが、原発で動く空港など無いはず。

7. 九条の会

脱原発デモに労組が大動員!」から。日本国憲法の改訂を阻止とどう関係があるのであろうか。

8. 女性会議

世界女性会議は女性の地位向上を目指した団体だと思っていたのだが(47NEWS)。

9. 社民党

毎日さん、TBSさんが「反原発デモ」を美化しようと必死なご様子』から社民党ののぼりを拝借。

10. 鳩山元総理

鳩山元首相が脱原発デモに参加 「思いは同じ」 - MSN産経ニュース』からだが、どの参加者と同じ思いなのかは問いただしたい。

しかし立場からして、菅元総理と連携して脱原発法への賛同議員を集めるべきでは無いのかね?

11. 反原発を通じた政治勢力の拡大を狙うが・・・

これらの政治勢力は反原発は共感を持つ人が多いので、反原発と言っておけば支持者が増えるかも知れないと思っているようだ。だから反原発と関係の無い旗を立ててしまう。

中核派は表に出ないようにしているようだが、政治的にナイーブな集団に接近して取り込む事を狙っているかも知れない。『前進』のサイトには『デモ後は子ども福島とNAZENと全学連の団結カラオケ大会』と書かれていた。子ども福島は、積極的に反原発の姿勢を出しつつ、過度と言えるぐらい徹底した放射能除染を訴えている団体。

もっとも今の所、反原発姿勢を明確に打ち出した首長が知事選挙や市町村長選挙で勝利はしていない*1。反原発活動に共感を覚える人はかなりいる*2ようだが、安易に肩入れしても支持層の拡大につながるかは微妙なようだ。

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*1『反原発を旗印に掲げる全国的な政党はないが、地方選挙では反原発を唱える候補者が現れている。だがその多くは落選した。最新の例では、3週間前、鹿児島知事選で原発推進派の現職知事が反原発派を抑えて圧勝した』(WSJ)おり、山口県知事選挙に立候補した環境NPO代表の飯田哲也氏も落選した。

*2毎日世論調査によると『首相官邸前で毎週金曜に続いている脱原発のデモについて、「共感する」と答えた人は47%で、「共感しない」(47%)と並んだ』 そうだ。

4 コメント:

MajiDESCA さんのコメント...

やー、楽しく拝読いたしました。カオスですね。
F-22の模擬空戦記事と併せて私のmixiページで引用させていただきます。

高橋良平 さんのコメント...

過激派や既成政党や既成運動団体が参加していることは当然ですが、だからどうした?という感じです。それ「以外」の圧倒的多数の無党派層が、それこそ維新の会支持者や公明党員なども参加しているわけで、別にいいじゃないですか。私は反原発ではありませんし、正直的外れな批判も多いと思いますが、被爆労働と原発の危険性は紛れもない事実ですし、それと今の原子力行政と企業の在り様は批判されて当然だと思います。そして後者に関しては多くの国民に共有されていると思いますが。

山下陽介 さんのコメント...

デモに実際に行った限りですと、3つの顔があるように思えました。ひとつはおっしゃるような過激派や市民団体。これは組織ぐるみで動員をかけていました(現地の人に話を聞きました)労働組合、社民党、革マル、同和などの人たちが休みの日に集まっています。
もう一つはサウンドデモと呼ばれる若者たちの集合で、政治主張色は薄くただ原発が無くなればいいと叫び、楽器を鳴らして闊歩します。こちらはヒッピーやベ平連のようなもの?(こっちのデモは楽しかった)
もう一つはサウンドデモの様子を知り足を運んだ一般市民。なんとなく今の政府に不信感をいだき、積極的ではないものの政治にアプローチしたいと思う層。子供連れのお母さんや仕事帰りのサラリーマンが多かったように思います。

どれが主催者か?誰が首謀者か?と疑る記事がネットでは多数見受けられますが、実際のところはデモによって異なり、それぞれ勝手にやっているという印象です。左派系の集合はのぼりが多く平均年齢が高い、サウンドデモの方は黄色いプラカードが目立ち、年齢は若い。この記事の一番上の写真だと、サウンドデモ主催(さよならアクションっていう黄色い看板があるので)で、左派系の団体が相乗りしているのかなと思いました。

古い話にコメント さんのコメント...

デモは、党派に関係なく、誰が参加してもいいのです。ただそれだけのこと。
僕は、これらのデモで右翼系の人と出会えたけど、こと原発については意見に共通点が多かったので、デモの後、飲みに行って意気投合してしまった。そういうところから、党派などどいうつまらないラベリングを超えて、理解し合える広い度量が市民の間に育つ素地ができるんだなと、いい気分で返ってきました。
単なるレッテル貼りは、自分がこの市民社会のメンバーであることを忘れた、無責任な評論にすぎません。
未だにこういう部外者的な無責任さが横行しているこの国の民度の低さのほうが、むしろ問題では無いでしょうか?

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