2011年7月12日火曜日

App Storeの販売からのAppleの利益は13%

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BUSINESS INSIDERでアプリがApp Storeで販売されたときの、Apple社の儲けが分析されている。

アナリストの分析によると、アプリの平均販売金額は$1.44で、開発者に70%が支払われ、クレジットカード会社に手数料が16%支払われ、サーバーや回線費用等のインフラ費用に1%の経費がかかり、Apple社の取り分は13%の$0.18になるそうだ。Apple社はフリーソフトの為のインフラ費用も負担しており、App Storeの立ち上げからApple社は5億3800万ドルの収益を得ているが、正味の利益は2億9200万ドル程度だと推定されるそうだ。

クレジットカード会社の取り分が多いのでApple社の利益は多くは無い印象もあるが、同社はApp Storeを提供する事によりエコシステムを形成し、ハードウェアの販売を延ばしているのも確かだ。同社は斬新なビジネスモデルの構築に成功し、近年は劇的に売上や利益を向上させて来ている(関連記事:Appleの主力商品は交代する)。

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