2010年11月28日日曜日

米国で広告効果でAndroidがiPhoneに追いつく

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Millennial Networkの調査によると、2010年10月の米国市場で、Android端末の広告表示回数(impression)のシェアが37%になり、iOS(iPhone、iPad、iPod touch)とほぼ並んだそうだ。既に、2010年9月に広告収入ではAndroidがiOSを上回っており、ウェブ広告市場でのiOSのシェア低下が明確となった。

RIM BlackBerryは20%、Symbianは2%となっており、2強の後をRIMがいる状態だ。ただし、この調査では、アプリ内広告のiAdの効果は計測されないため、iOS端末への広告効果のシェアは正確には計測していない。

2010年1月にはAndroidが17%、iOSが56%のシェアを持っていたが、2010年9月にAndroid端末は29%で、iOSが46%にと差が縮み、2010年10月に一気に追いついた事になる。

当初、2012年以降と予想されていたAndroidとiOSのユーザー数の逆転だが、2010年第3四半期のデータを見る限りは、クリスマス商戦を前に2010年末か2011年初頭に逆転しても不思議が無い状態になっている。今回のMillennial Networkの調査はAndroidの勢いが続いていており、早期のユーザー数の逆転が現実味を帯びている事を示唆している。

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