2010年9月6日月曜日

通常よりも3倍早く成長する遺伝子組み換え鮭が認可される

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サケは米マサチューセッツ州のアクアバウンティ・テクノロジー社が開発し、通常よりも2倍大きい遺伝子組み換え鮭(GM鮭)が、今月中に米食品医薬品局(FDA)に認可される方向だと報じられている(Mail Online産経ニュース)。

成長ホルモンの生成と、冷水で成長を抑制する遺伝子を書き換えたもので、成長が速く、少ない量の餌で効率よく育てることができる。写真の通り、だいたい同じ魚齢の天然の鮭の2倍の大きさがあるそうだ。

ビタミンやミネラル、脂肪酸などの成分は通常の大西洋サケと変わらず、成長ホルモンが血流に多いだけなので、普通の人は食べても安全なようだが、養殖場から逃げ出し、野生化しないか危惧されているようだ。GM鮭は生殖能力が無いとされているが、反対派は5%の確率で交配に成功すると主張してる。

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