2010年8月20日金曜日

こんにゃくゼリーは、餅より安全

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消費者庁に抗議する。こんにゃくゼリーは、餅より安全だ。

2006年の食品を喉に詰まらせて窒息し死亡したケースは、餅が77例、こんにゃくゼリーを含むカップ入りゼリーは2例だった(「食品による窒息の現状把握と原因分析」調査について)。餅の生産量は2006年で54,000トン(最近の「もち米」に関する情勢)、 こんにゃくゼリーの出荷量は推定30,000トン(年間200億~250億の販売額(WTO農業交渉とこんにゃく産業)から、定価250円の蒟蒻畑(25g×12個入り)から推定)なので、こんにゃくゼリーの危険性は20分の1以下だ。これは2ch.netで指摘されていた数字だが、明快で説得力がある。また、餅の次に危険性があるとする、商品安全委員会の答申と異なる判断なのも理解できない(毎日jp)。

消費者庁としては、同じぐらいの直径の餅は呼吸で吸い込まれないが、こんにゃく入りゼリーは破断されず吸い込まれるという吸引試験の結果で、こんにゃく入りゼリーの方が危険だと主張したいらしい。しかし、カップ入りゼリーも同様の傾向を示している。また、口腔内での滑りやすさ(滑動試験)の試験結果は、餅の方が危険だという結果が出ている(食品による窒息の再現試験)。実際の死亡率が少ないと言う事は、間違って吸い込んで死ぬ人は多く無いのではあろうか。

数字の裏づけも無いのに、無闇に規制を増やされても困る。

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