2010年8月17日火曜日

誰も応募できない求人

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日本でも芸能人や大学生が逮捕されるなど麻薬が問題になっているが、米国ではもっと深刻な問題だ。特にマリファナはクリントン元大統領が過去に吸引を取りざたされるなど、ごく日常的な問題になっている。そんなアメリカでも、ちょっと風変わりな求人が新聞に片隅に載ったようで話題になっていた(topcultured.com)。

大雑把に訳すと『健康なヘロイン利用者(男女、21~45歳)募集。ニューヨーク州立精神病院による、3週間の入院による薬物効果の臨床試験。約1,175ドルの収入。薬物使用調査センター、(212)543-6243まで。』と書いてある。ヘロイン中毒者に対する治験の被験者(謝金付ボランティア)を募集しているらしい。

ヘロインは極めて依存性が強い麻薬であり、中毒者は精神的・肉体的な禁断症状に悩まされるらしいので、健康的なことは恐らく無い。この募集に沿った人物は、恐らく誰も応募できない。医療先進国アメリカだけに、日本人には理解できない何かがあるようだ。

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